マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

映画・変態仮面レビュー(?)

2013-05-11 23:28:10 | 映画
まあ、正直ね・・・


「・・・・・・微妙」


って感じではありました。これだったら、「藁の楯」なり「聖・お兄さん」辺りを見とけばよかったかなぁ(笑)。
いや、狂介役の人や愛子役の人なんかはよく演技できてたと思うよ。とくに、愛子は80年代の女の子、っていうか、80年代のマンガのヒロインっぽい女の子をよく表現できてたと思う。




いや、変態仮面は90年代のマンガなんですが、どうにも80年代初頭っぽい絵柄とかキャラとかギャグとかだったりしたんで(笑)。



ともかく、愛子は思ってたよりよかった。
ただ、狂介は・・・まあ、演技のほうは問題ないんだけどさ、原作の狂介って、絵柄は当時の時点でも古かったけど、結構ベビーフェイスだったじゃないですか? それが、演じた人はいくらかイカつい顔つきで、イメージと・・・
まあ、それはそれでいい部分もあるんでしょう。





ああいう兄ちゃんがパンティ(死語なような気もしますが、作中はこの言葉で通されてたので、あえて使います/笑)かぶるのがおもしろい、ってトコもあるのかと。


この変態仮面、脚本協力で小栗旬がクレジットされてましたね。
ってかさ、荒川アンダー・ザ・ブリッジの村長を演じたほどの彼だから、





ホントは自分が変態仮面役やりたかったんじゃないの?



でも、さすがに、




小栗旬にパンティかぶらせることを、事務所及び山田優が全力で阻止したとかさ(笑)。



そんな経緯があったらおもろいんですが(笑)。

まあ、でもね、所々笑っちゃいましたよ、やっぱ。
変態仮面に対する刺客たち――真面目仮面やさわやか仮面なんかは、クドかったり気持ち悪かったりだったけど(笑)、それゆえにおもろしろいっていうかさ。
それと、ラスト、変態仮面(激戦?のため、ほぼ狂介の顔が露出しており、愛子に正体がばれてる)と愛子のやりとり――


狂介「愛子ちゃん・・・君のパンティをくれないか」
愛子「え・・・恥ずかしいよ・・・」
狂介「学校が、世界がかかってるんだ!
愛子「・・・はい

いや、字面にするとなんのこっちゃわからんだろうけど、俳優さんが大真面目に演じてるの見てると、あまりのバカバカしさに、ついつい笑っちゃいました(笑)。
まあ、こういうバカバカしいことをまじめにやってくれるから笑っちゃうんであって、それは原作のスタイルでもあり、それを再現してくれたのがよかったかと思います。
コメント
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