時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

2006-11-20 | 仏蘭西探訪(20区内)


外界の通りを歩いていたら
美しく飾られたshow windowが視界に飛び込んできた

どうやら
造花で有名なshopらしい

EMILIO ROBBA

自宅のPCで検索してみたところ
アートフラワーのプロデューサーとして著名な人物で
‘花の彫刻家’と呼ばれておられるとのこと


      
華道で活ける花は
みな死んだ花
その花々を活けて
美を表現するなんてナンセンス

と言う人もいれば

作りモノの花で
生花がもつ美以上のモノを表現できるというのか

作りモノの花が
自然に存在する花以上に
美しいはずはない

と言う人もいる



風水的に
造花は
『命を持たないもの』としてよろしくない

と聞いたこともある

色々な考えがあるけれど

自然の一部を切り取って
計算された(=人工的な)
偽自然美

たとえば
日本的な花々を
無機質な空間
或いは
環境や文化の違う空間と
ジョイントさせることによって出来上がる人工美も
それはそれで
‘あり’のような気がする



華道においても
また然り

切り取られた花々が
滅びゆく幽玄を表現するという
意味においては
それもまた
ひとつの‘美’なのではないだろうか

そう言えば
我が家の玄関先にも
似たような造花が飾られていたっけ・・・

あれは
EMILIO ROBBAの作品だったのか?

興味のある方は
http://www.emiliorobba.com/
をどうぞ!(公式サイトです)
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