僕たちは
同じ種族だ
永遠に終わらない夜を生きていく種族
のちに
何件もの大規模テロ事件を起こし
犯罪者たちの王として君臨する男
神山倖秀
市民に紛れて生きていた彼を追う
雑誌記者が見たものとは
強力な特殊能力を持って
生まれてきた少年たちは
いかにして
残虐な殺人者となったのか
『夜の底は柔らかな幻』で
凄絶な殺し合いを演じた男たちの過去が
今
明らかになる
恩田陸女史の作品は
読むより先に
ドラマと映画が
スタートです
「六番目の小夜子」
「光の帝国 常野物語」
「真夜中のピクニック」とか…
今回は
「蜜蜂と遠雷」を読んだ流れで
「終りなき夜に生まれつく」に
辿り着き(流れ着き)ました
え"ぇ"~~
これまた突飛と申しますか
「蜂蜜と遠雷」とのギャップが
激し過ぎです
同じ作家の作品とは
思えない
とは言え
第3回
日本ファンタジーノベル大賞
最終候補作になった
「六番目の小夜子」でわかるように
ファンタジー系は
得意分野…
因みに
ファンタジー系でも
この作品は
ダークが付いてました
ハイ!
かなりダークです
「砂の夜」
日本国内に存在するらしい
‘途鎖国’
そこに多く住まうらしい‘在色者’
この‘在色者’=‘イロを持つ者’は
所謂
超能力者ってことらしいんだが
そう言い切れない
雰囲気を漂わせています
‘途鎖国’出身・‘在色者’者らしき医師
須藤みつきと
軍勇司がいるのは
アフリカ北部の国の
少数民族の集落のキャンプ
国境なき医師団の一員!?
そこで起こった事件が
連続殺人事件がこれまた
少数族からすると
‘悪魔’の仕業だと言う
みつきと勇司は
この集落に居る
強力な
‘イロ’を持つも者が事件を引き起こしているとみた!
‘イロ’を持っていたのは
ナジャと言う少女でした
ですが
彼女自身に
その自覚はなく…
ただ
ナジャによって
殺害されてた集落の人間は
殺されるだけのことを
ナジャにしていたのですよ!
みつきら医師を護衛する
傭兵ルカスによって
ナジャは殺されてしまいました
集落の大人たちに
‘在色者’の知識があれば
ナジャが
‘途鎖国’に生まれていたら
こんな悲劇は起こらなかった…
他
途鎖大学の
医学生だった軍勇司と
後に
途鎖入国管理官となる
同大学の法学部学生
葛城晃との出会い
そして
構内で起きた
‘イロ’絡みの事件解決を描いた
「夜のふたつの貌」
途鎖入国管理局調査部・御手洗篤に
キャリア幹部候補生候補のひとりとして
スカウトされた
葛城晃が
キャンプと称した
山中で行われた
5日間の入局試験の様子と
同じキャンプに参加していた
神山倖秀との邂逅(かいこう)を描いた
「夜間飛行」
人身事故で電車が止まった
周囲が殺気立ち
ピリピリしているなか
ひとりの男に興味を覚えた
その男だけはひどく静かで
そこだけ気温まで低いように思えたから…
週刊誌の契約記者を本業とする
岩切和男は
その男を
「静かな男」=静男と命名し
身辺調査を始めた
静男こと
神山倖秀が
のちに恐怖と共に語られることになる
最初の凄惨なテロ事件を起こす
十四ヶ月前を描いた
「終りなき夜に生れつく」
4編収録
在色者として
相当強い‘イロ’を持つ
葛城と神山が
「夜間飛行」の中で話題にした
‘青柳’なる人物
気になる~~
この三人は
日本国内にある
途鎖国と言う特殊な地域の
その中でも特殊な
山の奥の王国‘フチ’出身っぽい!
と言うことは
青柳も
かなり強力な‘イロ’を
持っているんでしょうね~
この後
どんな展開になるんでしょう
続きは?
と思ったら
この作品
「終りなき夜に生まれつく」は
2017年2月
文藝春秋より単行本
2020年1月
文春文庫より文庫として
出版されたようですが
実は
2013年文藝春秋(上・下)
2015年文春文庫(上・下)に
「夜の底は柔らかな幻」と言う
作品が世に出ていたようです
「終りなき夜に生まれつく」は
言わば
エピソードゼロ的な
作品だったようです
「夜の底は柔らかな幻」
読まねば!
同じ種族だ
永遠に終わらない夜を生きていく種族
のちに
何件もの大規模テロ事件を起こし
犯罪者たちの王として君臨する男
神山倖秀
市民に紛れて生きていた彼を追う
雑誌記者が見たものとは
強力な特殊能力を持って
生まれてきた少年たちは
いかにして
残虐な殺人者となったのか
『夜の底は柔らかな幻』で
凄絶な殺し合いを演じた男たちの過去が
今
明らかになる
恩田陸女史の作品は
読むより先に
ドラマと映画が
スタートです
「六番目の小夜子」
「光の帝国 常野物語」
「真夜中のピクニック」とか…
今回は
「蜜蜂と遠雷」を読んだ流れで
「終りなき夜に生まれつく」に
辿り着き(流れ着き)ました
え"ぇ"~~
これまた突飛と申しますか
「蜂蜜と遠雷」とのギャップが
激し過ぎです
同じ作家の作品とは
思えない
とは言え
第3回
日本ファンタジーノベル大賞
最終候補作になった
「六番目の小夜子」でわかるように
ファンタジー系は
得意分野…
因みに
ファンタジー系でも
この作品は
ダークが付いてました
ハイ!
かなりダークです
「砂の夜」
日本国内に存在するらしい
‘途鎖国’
そこに多く住まうらしい‘在色者’
この‘在色者’=‘イロを持つ者’は
所謂
超能力者ってことらしいんだが
そう言い切れない
雰囲気を漂わせています
‘途鎖国’出身・‘在色者’者らしき医師
須藤みつきと
軍勇司がいるのは
アフリカ北部の国の
少数民族の集落のキャンプ
国境なき医師団の一員!?
そこで起こった事件が
連続殺人事件がこれまた
少数族からすると
‘悪魔’の仕業だと言う
みつきと勇司は
この集落に居る
強力な
‘イロ’を持つも者が事件を引き起こしているとみた!
‘イロ’を持っていたのは
ナジャと言う少女でした
ですが
彼女自身に
その自覚はなく…
ただ
ナジャによって
殺害されてた集落の人間は
殺されるだけのことを
ナジャにしていたのですよ!
みつきら医師を護衛する
傭兵ルカスによって
ナジャは殺されてしまいました
集落の大人たちに
‘在色者’の知識があれば
ナジャが
‘途鎖国’に生まれていたら
こんな悲劇は起こらなかった…
他
途鎖大学の
医学生だった軍勇司と
後に
途鎖入国管理官となる
同大学の法学部学生
葛城晃との出会い
そして
構内で起きた
‘イロ’絡みの事件解決を描いた
「夜のふたつの貌」
途鎖入国管理局調査部・御手洗篤に
キャリア幹部候補生候補のひとりとして
スカウトされた
葛城晃が
キャンプと称した
山中で行われた
5日間の入局試験の様子と
同じキャンプに参加していた
神山倖秀との邂逅(かいこう)を描いた
「夜間飛行」
人身事故で電車が止まった
周囲が殺気立ち
ピリピリしているなか
ひとりの男に興味を覚えた
その男だけはひどく静かで
そこだけ気温まで低いように思えたから…
週刊誌の契約記者を本業とする
岩切和男は
その男を
「静かな男」=静男と命名し
身辺調査を始めた
静男こと
神山倖秀が
のちに恐怖と共に語られることになる
最初の凄惨なテロ事件を起こす
十四ヶ月前を描いた
「終りなき夜に生れつく」
4編収録
在色者として
相当強い‘イロ’を持つ
葛城と神山が
「夜間飛行」の中で話題にした
‘青柳’なる人物
気になる~~
この三人は
日本国内にある
途鎖国と言う特殊な地域の
その中でも特殊な
山の奥の王国‘フチ’出身っぽい!
と言うことは
青柳も
かなり強力な‘イロ’を
持っているんでしょうね~
この後
どんな展開になるんでしょう
続きは?
と思ったら
この作品
「終りなき夜に生まれつく」は
2017年2月
文藝春秋より単行本
2020年1月
文春文庫より文庫として
出版されたようですが
実は
2013年文藝春秋(上・下)
2015年文春文庫(上・下)に
「夜の底は柔らかな幻」と言う
作品が世に出ていたようです
「終りなき夜に生まれつく」は
言わば
エピソードゼロ的な
作品だったようです
「夜の底は柔らかな幻」
読まねば!