時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

姫川玲子シリーズ6 ~ブルーマーダー~28

2015-07-16 | 読書
池袋の繁華街
雑居ビルの空き室で
全身二十カ所近くを骨折した
隅田組系三次団体
二代目庭田組組長
河村丈治の死体が見つかった
更に
半グレ集団
新東京連合OB・飯島崇之
中国系暴走族
主華龍(スルカ)の元メンバー
林文夫が
同じ手口で殺害される
池袋署の刑事・姫川玲子は
裏社会を恐怖で支配する
怪物‘ブルーマーダー’の存在に気づく
圧倒的な戦闘力で
夜の街を震撼させる
連続殺人鬼
‘ブルーマーダー’の正体と
その目的とは?
超弩級のスリルと興奮

キタァ~
遂に出た!
姫川玲子シリーズ
第6弾
ブルーマーダー

『インビジブルレイン』
本庁
捜査一課殺人犯捜査第十係
姫川班解散から
4年半が経過しています

牧田勲の死から
姫川玲子は
如何に
立ち直ったのか
菊田和男との
関係は???

取り敢えず
千住署に異動になった
菊田和男が
所帯持った事実が発覚
嫁さん貰ってる
ガ~ン

野崎梓
強行犯捜査係の同僚
千住署の先輩同僚の野郎どもから
絶大な人気のあったらしい
10歳年下~
しかも
梓からのモーレツ
アプローチ…
典型的な
世話女房タイプ

一緒にいると元気になれた
梓に
世話をされることが
素直に嬉しかった
自分は
こういう女性が好きだったのかと
初めて知ったような気がした


ガ~ン ガ~ン

姫川女史って
大学で
英米文学専攻だったらしい
しかも
英検2級取得者
ほぉ~~

時の流れと
その後の出来事に
一喜一憂しながら
読み進めて参りました

犯罪描写については
『ストロベリーナイト』
いやそれ以上にグロイ
気も致しますが
それだけに
殺人鬼‘ブルーマーダー’となった
元警視庁警察官
木野一政の心情が
切ないと言うか
居た堪れないのであります

理想と現実の狭間で
日々
歯がゆい思いをし
常に
自問自答しながら
己の正義を
貫こうとする
姫川玲子の魅力が
より一層
花開いた感じです

菊田との関係も
落とし処としては
あれがベストだったと
読み終えて
納得した次第です

最後の
立て籠もり事件は…

いや~
相変らず
期待を裏切らない内容
そして展開でした

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