手段は選ばない
神も悪魔もない
彼女がここにいないのだから
またしても
同僚・林広巳の殉職を経験し
心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは
葛飾署管内で起こった
女子大生・長井祐子の殺人事件捜査本部
心機一転
捜査に集中する玲子だったが
すぐに行き詰まってしまう
有力な被疑者・大村敏彦が
別件（佐久間健司殺害容疑）で
すでに本所署に逮捕されており
情報が流れてこないのだ
玲子は
あらゆる伝手をたどり
事件の全体像を探りはじめるが…
ここは 地獄か？
ああ……地獄だ
幾重にも
隠蔽された事件の背後には
絶望的な捜索を続けている
孤独な背中があった
朝霞東高校に通う
江川利嗣（としづく）による
庄野初海（はつみ）との
出会いから
学生生活3年間の流れが
語られます
そして
怪我を機に
男子バレー部の
マネージャーとなった初海が
長谷田大学（利嗣がスポーツ推薦で進学する大学）
の入試を直前に控えた
一月初め
彼の前から
姿を消してしまいます
庄野初海失踪（北朝鮮による拉致説濃厚）
この出来事が
玲子の事件と
時系列なのか
過去の出来事なのか？
後々
どう絡んでくるんだ？
35歳となった
姫川玲子警部補は
自分をフォローし
見守ってくれた
警視庁資料班長
林広巳警部補を失い
若干精神的なダメージを受けています
そんな中
葛飾に特別捜査本部が立ち上がります
青戸三丁目マンション内女性殺人事件
因みに
菊田和男警部補（玲子と同じ階級に昇格してます）は
日下守統括主任（階級は警部補）率いる
殺人犯捜査第十一係（総勢12名）に
玲子と共に
配属されてます！
現姫川班（5人体制） … 姫川玲子警部補 菊田和夫警部補
中松信哉巡査部長 日野利美巡査部長 小幡浩一巡査部長
湯田康平（巡査長）は
亀有署刑組課強行犯係所属
日下主任の計らいで
葛飾の特捜に参加
玲子の相棒となります
で
玲子の天敵
ガンテツこと
警視庁捜査一課
殺人犯捜査第八係主任
勝俣健作は
元警察官僚（公安調査庁 調査第二部 公安調査管理官）にして
現与党・民自党衆議院
鴨志田勝広報部長から
拷問による殺害を撮影した
動画をみせられ
事件に関与している人物が
表に出ないよう
隠蔽工作の依頼を受けております
因みに
葉山則之は
巡査部長として
ガンテツの班にいます
隠蔽工作の一環？
ガンテツが向かったのが本所署
会っていたのは
女子大生・長井祐子殺害事件の
有力な被疑者
佐久間健司殺害容疑で
逮捕されている大村敏彦の
取調官！？
流れ的に
初海失踪・長井祐子殺害・隠蔽工作・佐久間健司殺害
全部が繋がってるんだろうことは
想像できるが
その過程は
全然わからん！
読み進める中
庄野初海失踪が
1990年前後の事件であり
江川利嗣は
後に
江川利嗣は
北の地まで自ら赴き
初海を奪還すべく
大学を2年で中退
陸上自衛隊第一空挺部隊へ
警察官（後方支援の管理部門）でもある
初海の父・庄野正彦も
地道に捜査を続けていました
そして初海失踪から
10年以上たって
ようやく
拉致に関与したと思われる
カン・ミョンス（姜・明秀）に辿り着く
一方
本所署から
大村敏彦の情報を得られない
玲子は
佐久間健司殺害事件の担当検事
東京地方検察庁 公判部所属
武見諒太と接触
あなたにその気があるなら
俺は 組んでもいいと思ってる
検事が別件を捜査している刑事と組む？
組んじゃいました玲子さん
で
佐久間健司を調べていくうち
本所署が
明らかにいい加減場捜査をしている
と言うか殆ど捜査していない
殺害された
佐久間健司なる人物が
本人ではないことが判明
じゃ～
殺害されたのは誰？
公安が監視対象としていた
北の工作員
カン・ミョンス（姜 明秀）
ん？
初海拉致の？カン！
ガンテツが
隠蔽しようとしている
拷問による殺害に関与している人物
利嗣と庄野正彦！？
犯人が自衛官と警察官なら
鴨志田勝が
隠蔽依頼するのも筋が通ってる…
351頁から
姜 明秀拉致から拷問
初海の真相に至る経緯が
利嗣による語りで
つまびらかにされました
拉致自体が
本来の目的ではなく
自衛隊への盗撮装置を
設置しているところを
偶然見られてしまい
結果的に拉致
ところが
平壌まで連れていく途中
両手を縛られたままの初海が
海へ自ら身を投じ…
生きていると
信じていた初海は
行方不明になった当時
すでに…
しかも
その後
平壌に戻った姜の部下が
処刑されたと言う
船の中で
何が起きたかは
想像するすかありませんが…
利嗣怒り・絶望
計り知れません
姜殺害後
利嗣は
総理官邸に
例の動画を送ったようです
そこで
利嗣が何を語ったかは
413頁以降
明らかにされます
俺はよ
オメエのやったことを
頭ごなしに否定するつもりはねえんだ
気持ちはわかる
だがな
オメエみてえな一自衛隊員が
こんなちっぽけなテロ行為に走ってみたところで
この国が
綺麗さっぱり生まれ変わるなんてことは
ありゃしねえんだよ
俺が同じ立場だったら
同じことをしたかもしれない
何もしなかったかもしれない
四十年も五十年もこの（拉致）問題を
放置してきたのは
この国の政府だ
ただ
そんな国の代表を選び続けてきたのは俺たちだ
日本国民だ
夢物語の平和憲法を
ありがたがり惰眠を貪ってきたのも
俺たちだ…
（「ノーマンズランド」399頁より抜粋）
ガンテツが
玲子たちより早く
利嗣の居場所を突き止め
新潟へ赴き
姜殺害時に録画した動画のオリジナルを
受けった際のシーンです
何も言えない
その通りだから…
初めて
ガンテツがまともな人間に思えたシーンです
がこの後
このオリジナルを
鴨志田勝ではなく
東京地方検察庁の
武見検事に渡してるんだなぁ～
ガンテツ…
武見オメェまさか
あの女に惚れたんじゃねえだろうな
彼女をどうするつもりだ
俺はいま初めて
オメェの弱みを見た気がするよ
彼女をどうするつもりだと訊いてるんだ
今のところはどうするつもりもねえよ
役に立ちそうな時は使う
邪魔をするなら消えてもらう
それだけのこった
あんたには 彼女に指一本触れさせない
いや
その時は 俺があんたを潰す
やれるもんならやってみろ
たがか一介の検事風情に何ができる
なんでもできるさ
お前一人くらいどうにだってできる
（「ノーマンズランド」402頁より抜粋）
ガンテツは
鴨志田と繋がってる
武見検事は
鴨志田サイドとは対立する関係っぽい
ガンテツ得意の二股！？
と言うか
随分と前からの知り合い？
謎は深まるばかりです
で
玲子は後日
武見検事から動画を見せらせ
事件の真相
利嗣の告白（告発？願い）を
知ることとなるわけです
自衛官による殺人事件は
公には伏せられるものの
庄野の両親には
利嗣の
姜への拉致・暴行行為
その中で
初海さん拉致に関する真相に辿り着き
姜を殺害し
利嗣も自ら命をたったであろうと
玲子の推論として伝えました
初海の両親としては
拉致の真相について知りたいところですが
正彦自身も語っていない事実があり
玲子も業務上
真実を語ることは出来ない
なんとももどかしやりとり（場面）でした
『終章』434頁で
武見検事は
佐久間健司（姜 明秀）殺害容疑の
大村敏彦を不起訴にすると
捜査に携わった
本所署の
モリシタナオキ警部補
ヨコヤマカツノリ巡査部長を
地検に呼び出し直接伝えます
因みに
その様子を盗聴し
リアルに玲子に聴かせます
言いたいことはそれだけか
気をつけろ
月の明るい夜ばかりじゃねえからな
わかってるなら
あんまり正義のヒーロー振って粋がらない方が身のためだ
ヒーロー振るつもりはないが
俺は生まれついてのナルシストでね
守るべきは守る
戦うべきときは戦う
あんたの方こそ
気を付けたほうがいいんじゃないのか
いつ尻尾切りに遭うか分かんないだからさ
切られちまったらもう
お上に尻尾も振れなくなるぜ
（「ノーマンズランド」442頁より抜粋）
でもって
446頁以降
武見検事と玲子のやり取り
もはや外交と安全保障の領域だ
背後にあるのは永田町の闇です
最悪
俺一人だったらまだなんとか戦える
でも
そんな底なし泥沼に
あなたを引きずり込みたくないんです
武見さんは
あたしを
守ってはくれないんですか
守れるものなら守りたい
でも
もし守りきれなかったら
そのとき俺は
あなたを失うことになる
俺は
おそらく
それには耐えられない
おいおい…
何なんですか
この展開！？
玲子が知らない（覚えてない）だけで
武見検事と何らかの関係が？
でもって
そんな会話が交わされた
一週間後
警視庁本所警察署刑事課
森下直樹巡査警部補が暴漢に襲われ…
ちょっとちょっと
この後
ど～なんの？
続きは？？？？？
Image／ぐるぐる王国FS 楽天市場店
誉田哲也氏による
姫川玲子シリーズも
「ノーマンズランド」で8作目
玲子の台詞を読めば
脳内で
竹内さんが喋ってます
玲子が動けば
竹内さんが動いてます
菊田和男 西島秀俊
勝俣健作 武田鉄矢
葉山則之 小出恵介
石倉保 宇梶剛士
湯田康平 丸山隆平
日下守 遠藤憲
今泉春男 高嶋政宏
井岡博満 生瀬勝久
橋爪俊介 渡辺いっけい
國奥定之助 津川雅彦
この完璧な配役
完全にインプットされています
シリーズ読む時は
必ず
このメンバーの姿が登場します
「ストロベリーナイト」
「インビジブルレイン」同様
この先映像化されたら
当然
この面子で！
とイチミリも
疑いませんでした
なのに…
竹内さんが演じる
姫川玲子を
見ることが
叶わなくなり
悲しいです
さみしいです
残念です
無念です
今はただ
心穏やかにいてくれることを
祈るばかりです
神も悪魔もない
彼女がここにいないのだから
またしても
同僚・林広巳の殉職を経験し
心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは
葛飾署管内で起こった
女子大生・長井祐子の殺人事件捜査本部
心機一転
捜査に集中する玲子だったが
すぐに行き詰まってしまう
有力な被疑者・大村敏彦が
別件（佐久間健司殺害容疑）で
すでに本所署に逮捕されており
情報が流れてこないのだ
玲子は
あらゆる伝手をたどり
事件の全体像を探りはじめるが…
ここは 地獄か？
ああ……地獄だ
幾重にも
隠蔽された事件の背後には
絶望的な捜索を続けている
孤独な背中があった
朝霞東高校に通う
江川利嗣（としづく）による
庄野初海（はつみ）との
出会いから
学生生活3年間の流れが
語られます
そして
怪我を機に
男子バレー部の
マネージャーとなった初海が
長谷田大学（利嗣がスポーツ推薦で進学する大学）
の入試を直前に控えた
一月初め
彼の前から
姿を消してしまいます
庄野初海失踪（北朝鮮による拉致説濃厚）
この出来事が
玲子の事件と
時系列なのか
過去の出来事なのか？
後々
どう絡んでくるんだ？
35歳となった
姫川玲子警部補は
自分をフォローし
見守ってくれた
警視庁資料班長
林広巳警部補を失い
若干精神的なダメージを受けています
そんな中
葛飾に特別捜査本部が立ち上がります
青戸三丁目マンション内女性殺人事件
因みに
菊田和男警部補（玲子と同じ階級に昇格してます）は
日下守統括主任（階級は警部補）率いる
殺人犯捜査第十一係（総勢12名）に
玲子と共に
配属されてます！
現姫川班（5人体制） … 姫川玲子警部補 菊田和夫警部補
中松信哉巡査部長 日野利美巡査部長 小幡浩一巡査部長
湯田康平（巡査長）は
亀有署刑組課強行犯係所属
日下主任の計らいで
葛飾の特捜に参加
玲子の相棒となります
で
玲子の天敵
ガンテツこと
警視庁捜査一課
殺人犯捜査第八係主任
勝俣健作は
元警察官僚（公安調査庁 調査第二部 公安調査管理官）にして
現与党・民自党衆議院
鴨志田勝広報部長から
拷問による殺害を撮影した
動画をみせられ
事件に関与している人物が
表に出ないよう
隠蔽工作の依頼を受けております
因みに
葉山則之は
巡査部長として
ガンテツの班にいます
隠蔽工作の一環？
ガンテツが向かったのが本所署
会っていたのは
女子大生・長井祐子殺害事件の
有力な被疑者
佐久間健司殺害容疑で
逮捕されている大村敏彦の
取調官！？
流れ的に
初海失踪・長井祐子殺害・隠蔽工作・佐久間健司殺害
全部が繋がってるんだろうことは
想像できるが
その過程は
全然わからん！
読み進める中
庄野初海失踪が
1990年前後の事件であり
江川利嗣は
後に
江川利嗣は
北の地まで自ら赴き
初海を奪還すべく
大学を2年で中退
陸上自衛隊第一空挺部隊へ
警察官（後方支援の管理部門）でもある
初海の父・庄野正彦も
地道に捜査を続けていました
そして初海失踪から
10年以上たって
ようやく
拉致に関与したと思われる
カン・ミョンス（姜・明秀）に辿り着く
一方
本所署から
大村敏彦の情報を得られない
玲子は
佐久間健司殺害事件の担当検事
東京地方検察庁 公判部所属
武見諒太と接触
あなたにその気があるなら
俺は 組んでもいいと思ってる
検事が別件を捜査している刑事と組む？
組んじゃいました玲子さん
で
佐久間健司を調べていくうち
本所署が
明らかにいい加減場捜査をしている
と言うか殆ど捜査していない
殺害された
佐久間健司なる人物が
本人ではないことが判明
じゃ～
殺害されたのは誰？
公安が監視対象としていた
北の工作員
カン・ミョンス（姜 明秀）
ん？
初海拉致の？カン！
ガンテツが
隠蔽しようとしている
拷問による殺害に関与している人物
利嗣と庄野正彦！？
犯人が自衛官と警察官なら
鴨志田勝が
隠蔽依頼するのも筋が通ってる…
351頁から
姜 明秀拉致から拷問
初海の真相に至る経緯が
利嗣による語りで
つまびらかにされました
拉致自体が
本来の目的ではなく
自衛隊への盗撮装置を
設置しているところを
偶然見られてしまい
結果的に拉致
ところが
平壌まで連れていく途中
両手を縛られたままの初海が
海へ自ら身を投じ…
生きていると
信じていた初海は
行方不明になった当時
すでに…
しかも
その後
平壌に戻った姜の部下が
処刑されたと言う
船の中で
何が起きたかは
想像するすかありませんが…
利嗣怒り・絶望
計り知れません
姜殺害後
利嗣は
総理官邸に
例の動画を送ったようです
そこで
利嗣が何を語ったかは
413頁以降
明らかにされます
俺はよ
オメエのやったことを
頭ごなしに否定するつもりはねえんだ
気持ちはわかる
だがな
オメエみてえな一自衛隊員が
こんなちっぽけなテロ行為に走ってみたところで
この国が
綺麗さっぱり生まれ変わるなんてことは
ありゃしねえんだよ
俺が同じ立場だったら
同じことをしたかもしれない
何もしなかったかもしれない
四十年も五十年もこの（拉致）問題を
放置してきたのは
この国の政府だ
ただ
そんな国の代表を選び続けてきたのは俺たちだ
日本国民だ
夢物語の平和憲法を
ありがたがり惰眠を貪ってきたのも
俺たちだ…
（「ノーマンズランド」399頁より抜粋）
ガンテツが
玲子たちより早く
利嗣の居場所を突き止め
新潟へ赴き
姜殺害時に録画した動画のオリジナルを
受けった際のシーンです
何も言えない
その通りだから…
初めて
ガンテツがまともな人間に思えたシーンです
がこの後
このオリジナルを
鴨志田勝ではなく
東京地方検察庁の
武見検事に渡してるんだなぁ～
ガンテツ…
武見オメェまさか
あの女に惚れたんじゃねえだろうな
彼女をどうするつもりだ
俺はいま初めて
オメェの弱みを見た気がするよ
彼女をどうするつもりだと訊いてるんだ
今のところはどうするつもりもねえよ
役に立ちそうな時は使う
邪魔をするなら消えてもらう
それだけのこった
あんたには 彼女に指一本触れさせない
いや
その時は 俺があんたを潰す
やれるもんならやってみろ
たがか一介の検事風情に何ができる
なんでもできるさ
お前一人くらいどうにだってできる
（「ノーマンズランド」402頁より抜粋）
ガンテツは
鴨志田と繋がってる
武見検事は
鴨志田サイドとは対立する関係っぽい
ガンテツ得意の二股！？
と言うか
随分と前からの知り合い？
謎は深まるばかりです
で
玲子は後日
武見検事から動画を見せらせ
事件の真相
利嗣の告白（告発？願い）を
知ることとなるわけです
自衛官による殺人事件は
公には伏せられるものの
庄野の両親には
利嗣の
姜への拉致・暴行行為
その中で
初海さん拉致に関する真相に辿り着き
姜を殺害し
利嗣も自ら命をたったであろうと
玲子の推論として伝えました
初海の両親としては
拉致の真相について知りたいところですが
正彦自身も語っていない事実があり
玲子も業務上
真実を語ることは出来ない
なんとももどかしやりとり（場面）でした
『終章』434頁で
武見検事は
佐久間健司（姜 明秀）殺害容疑の
大村敏彦を不起訴にすると
捜査に携わった
本所署の
モリシタナオキ警部補
ヨコヤマカツノリ巡査部長を
地検に呼び出し直接伝えます
因みに
その様子を盗聴し
リアルに玲子に聴かせます
言いたいことはそれだけか
気をつけろ
月の明るい夜ばかりじゃねえからな
わかってるなら
あんまり正義のヒーロー振って粋がらない方が身のためだ
ヒーロー振るつもりはないが
俺は生まれついてのナルシストでね
守るべきは守る
戦うべきときは戦う
あんたの方こそ
気を付けたほうがいいんじゃないのか
いつ尻尾切りに遭うか分かんないだからさ
切られちまったらもう
お上に尻尾も振れなくなるぜ
（「ノーマンズランド」442頁より抜粋）
でもって
446頁以降
武見検事と玲子のやり取り
もはや外交と安全保障の領域だ
背後にあるのは永田町の闇です
最悪
俺一人だったらまだなんとか戦える
でも
そんな底なし泥沼に
あなたを引きずり込みたくないんです
武見さんは
あたしを
守ってはくれないんですか
守れるものなら守りたい
でも
もし守りきれなかったら
そのとき俺は
あなたを失うことになる
俺は
おそらく
それには耐えられない
おいおい…
何なんですか
この展開！？
玲子が知らない（覚えてない）だけで
武見検事と何らかの関係が？
でもって
そんな会話が交わされた
一週間後
警視庁本所警察署刑事課
森下直樹巡査警部補が暴漢に襲われ…
ちょっとちょっと
この後
ど～なんの？
続きは？？？？？
Image／ぐるぐる王国FS 楽天市場店
誉田哲也氏による
姫川玲子シリーズも
「ノーマンズランド」で8作目
玲子の台詞を読めば
脳内で
竹内さんが喋ってます
玲子が動けば
竹内さんが動いてます
菊田和男 西島秀俊
勝俣健作 武田鉄矢
葉山則之 小出恵介
石倉保 宇梶剛士
湯田康平 丸山隆平
日下守 遠藤憲
今泉春男 高嶋政宏
井岡博満 生瀬勝久
橋爪俊介 渡辺いっけい
國奥定之助 津川雅彦
この完璧な配役
完全にインプットされています
シリーズ読む時は
必ず
このメンバーの姿が登場します
「ストロベリーナイト」
「インビジブルレイン」同様
この先映像化されたら
当然
この面子で！
とイチミリも
疑いませんでした
なのに…
竹内さんが演じる
姫川玲子を
見ることが
叶わなくなり
悲しいです
さみしいです
残念です
無念です
今はただ
心穏やかにいてくれることを
祈るばかりです
