時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

みをつくし料理帖8 ~残月~ 27

2014-07-10 | 読書
吉原の大火
「つる家」の助っ人料理人
又次の死
辛く悲しかった時は過ぎ
澪と「つる家」の面々は
新たな日々を迎えていた
そんなある日
吉原の大火の折
又次に命を助けられた摂津屋が
「つる家」を訪れた
あさひ太夫と澪の関係
そして
又次が今際の際に遺した
言葉の真意を知りたいという

澪の幼馴染み
あさひ太夫こと
野江のその後とは…

     「残月~かのひとの面影膳」より

   

第二話 彼岸まで~慰め海苔巻~
第三話 みくじは吉~麗し鼈甲珠~
第四話 寒中の麦~心ゆるす葛湯

「つる屋」の面々は
前向きに
生きていこうとしているのに
あたくしは
前巻の衝撃から
一向に
立ち直れずにおります
文中に
‘又次’の二文字が出る度に
涙腺が緩みます
読めません

二話以降
長らく
行方知れずになっていた
天満一兆庵の若旦那
佐兵衛が登場したり
美緒のおめでた話があったり
天満一兆庵の元女将
ご寮さんこと芳さんと
一柳当主・柳吾との
再婚話が持ち上がりと
完結編に向かって
各メインキャラクターの
着地点と申しますか
納まり処が
明確になって来てる気がする…

澪と言えば
今だ
暗中模索状態ではございますが
一本道を
迷うことなく
まっしぐら~
料理人としての道を極めんと
鼈甲珠を引っさげて…

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