時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

吉原裏同心抄2(吉原裏同心27)~浅き夢みし~

2018-04-10 | 読書
鎌倉の旅から帰った
神守幹次郎・汀女
加門麻の三人は
七軒茶屋山口巴屋の女将にして
吉原会所頭取七代目四郎兵衛の娘・玉藻と
料理人・正三郎の祝言を数日後に控え
忙しい日常に戻る
因みに
正三郎の両親は既になく
身内は
五十間道裏で
建具屋を営む兄・幸助とおふじ夫婦のみ
世間では
身分違いの婚儀
江戸でも
‘逆玉の輿’って言うのかな?

麻のための離れ家も
着々と完成に近づき
祝いの空気が流れる秋
しかし幹次郎は
吉原が公儀から得た唯一無二の御免状
「吉原五箇条遺文」が
狙われていると直感していた
襲撃される幹次郎と汀女
張り巡らされる謀略と罠
新吉原遊廓の存続を懸けた戦いが
再び幕を明ける



新たな展開(トラブル)に向けての
ネタ蒔き的な印象が強い
2巻「浅き夢みし」です
相変わらず
幹どのは男前!
老若男女
老犬にまで人気がある

決して嫌味ではない
小説ならではの
キャラクター
デス!

麻が住まう離れ
‘うすずみ庵’の完成まじか
楽しみです
玉藻さんと正三郎
おめでとさんです
で後半
幹どのは
大門からの
逃走を謀った桜季の
後見人的な役目を
新たに
担うことりました
目下
幹どのにたいして
反抗期まっただ中の
桜季ですが
そのうち
幹どの‘Love’
お慕い申し上げております
パターン確実です

あ"~こいでけいすけ
NHKさん
他の役者で
ドラマ作りまひょ…

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