時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

滝沢歌舞伎 13

2010-05-08 | 滝沢秀明(TOBE)通信

本日の公演に行かれる方で
席が1階尚且つ
舞台に近い良席の方は
是非
開演ギリギリに席に着かれることをお勧め致します
サプライズがございます


春の踊りはよ~いやさぁ~
と定番となりったオープニングに引き続き
Jr.達の自己紹介
影絵~忠臣蔵~MASK~変面太鼓演奏と
展開して参ります
そしていよいよ
滝沢歌舞伎ワールド

滝沢秀明が
舞台上で歌舞伎の化粧を始め
滝沢歌舞伎の始まりはじまり~
本場の歌舞伎では
決して見ることは出来ない部分を
演出の一つとしてしまうのも
滝沢歌舞伎ならではです
普段
歌舞伎に馴染みのない人たちにも
親しみやすいモノとして
紹介してくれています

演目は
道成寺~八百屋お七~土蜘蛛
他の演目はタイトル解りませ~ん


八百屋お七では
人形浄瑠璃モドキのお七とコラボ
来年以降
よりレベルアップをするつもりなら
本格的な浄瑠璃の人形を使うべきだと思う
と申しますか
その方が
絶対クオリティー上がる

それとですね
土蜘蛛の演目が新たに加わっておりますが
これは
平将門の娘とされる伝説上の妖術遣い
五月姫こと滝夜叉姫ではないかと思われます

彼女は
夜叉丸や蜘蛛丸ら手下を集め
朝廷転覆の反乱を起こした人物らしんですって!

土蜘蛛=滝夜叉姫
滝夜叉姫の父=平将門

二部へ続く
みたいな関連付けが
あるとか~ないとか~


                   二つ隣りにはDVD用撮影カメラが…

二部の平将門ですが
劇団☆新感線バリ?

映像とステージを上手く融合させ
現代から平安時代へと
観客を引き込んでいきます

以前から
映像をコラボさせてはおりますが
これまでで最高の出来ではないかと思われます
ただ
時代考証とか通説
人物関係ハチャメチャ

だって…
平将門安倍晴明
安倍晴明負けちゃうんですよ…


ワイヤーを使っての
アクロバチックな空中での殺陣も
映像をミックスさせ
しかも
視点にも変化をつけていて
心憎いばかりの構成&演出

ラストの‘将門最期’シーン
これもまた
儚くも優美かつ
幻想的なシーンとなっております
‘陰影礼賛’
滅び行くモノの美しさが
感じられました

今回は
これまで全面的に演出を手がけていた
ジャニー喜多川氏に代わり
滝沢秀明本人が演出しております
また
配役も滝沢秀明みずから
Jr.のオーディションをしたそうで
人気優先の配役をする喜多川さんとは違い
適材適所にJr.を起用しております
これがまた
なかなかの出来なんです
おこちゃまも少なかったし…


屋良朝幸を含め
ジュニア個々の持ち味を
十分生かせる演出となっておりました
もっと早くから
滝沢秀明本人が演出すれば良かったのに…
と云うか
喜多川さん
金輪際
演出しないで!

現在
ジャニーズの中で
エンターテイメント性を追求しているのは
『Endless SHOCK』をミュージカル作品として
確立した堂本光一ですが
その双頭となりつつあるのが
滝沢秀明です

ですが
堂本光一とも違う
‘Entertainment show’を目指す!
と云うことが
ハッキリクッキリ
演出&構成に出ておりました

何を今更って?

すいません


願わくば
‘義経’も含め二部の演目を
showとして極めるつもりならば
台詞劇のシーンをより省き
音楽・映像・演出をより工夫するべきかも…

今回
中央のX席が舞台になっておりまして
A列が最前列となります
しかも
その舞台が
客席とほぼ同じ高さ…

小生はB列…
水飛沫を避けるために
ビニールシートを被ると
舞台が見れないし…
濡れたくはないし…

目の前に
居座られると
余りにも近過ぎて
ドギマギしちゃいますね


この演出だったら
2回は足を運んでもいいです
今回1回だけの観劇だったのが悔やまれます

観客の立場から言わせて頂ければ
新橋演舞場や帝国劇場よりも
今後は
日生劇場で公演してくれた方がいいかなぁ~

これまでの
『滝沢演舞城』『滝沢革命』より
良い仕上がりになっていたと思います
褒め過ぎか?

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2 コメント

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熟読 (sまま)
2010-05-09 08:24:30
うーん、楽しまれたようで・・・
読んだだけでよく分かります。
無事千秋楽迎えられたようでよかったです。

とてもいいお席で・・・よかったですね。
が、私のようなでかい人は周りに迷惑かも(^^ゞ
返信する
Unknown (kamyu)
2010-05-09 09:23:03
sまま様
コメントありがとうございました
σ(^^;) もデカイので
カーテンコールでは膝曲げましたよ

返信する

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