時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

あきない世傳金と銀3~奔流篇~ 19

2017-09-22 | 読書
大坂天満の呉服商
五鈴屋の女衆だった幸は
その聡明さを買われ
店主・四代目徳兵衛の
後添いに迎えられるものの
夫を不慮の事故で失い
十七歳で寡婦となる
四代目の弟の惣次は
‘幸を娶ることを条件に五代目を継ぐ’
と宣言
果たして幸は
如何なる決断を下し
どのように
商いとかかわっていくのか
また
商い戦国時代とも評される
困難な時代に
五鈴屋は
どのような手立て
商いを広げていくのか
奔流に呑み込まれたかのような幸
そして
五鈴屋の運命は?



自分より
才のある惣次ですら
嫉妬してしまう
幸の才能
そして
品格?人格?
と言うか
なんでぇ~
己の才覚より
優れている妻の存在を
疎ましく…
男って
ど~して?
いんや
男でも女でも
その地位を
脅かす存在は
疎ましく
思うようになるですね~

店を
夫婦力合わせて
立て直すハズが
いつしか
幸の繰り出す
奇想天外な発想を妬み
疎ましくなっていく夫
惣次
そして
遂には商人にとって
最も大切な
信用を裏切ってしまう

五鈴屋の主人が
この男(惣次)で居る限りは
お断りや…
このご寮さん(幸)は
まこと店主の器
才気と知恵と礼儀
それに情もある
このおかたが五鈴屋の主なら…


売り言葉に買い言葉?

もうええ
お前はんらの好きにしたらええ


って…
五鈴屋五代目・惣次
自ら店主を辞任?辞退??
ど~すんの
五鈴屋の経営

大阪商人の世界に根付く掟
女子は店主にも家持ちにもなれない
女名前禁止

その掟を
幸がどう
攻略?崩していくのかが
今後のテーマかと思われます
の前に
惣次が店の経営を
放棄したら
幸の立場は?
地位は?

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