時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

燦7 ~天の刃~ 29

2016-07-16 | 読書
田鶴藩に戻った燦を不意に襲う
謎の飛礫
それは
かつて共に暮らした
與次の仕業だった
今更のこのこ帰りやがって
何もかも遅すぎるんだ!

與次から
篠音の身の上を聞いた燦は
ある決意をする

城では圭寿が
藩政の核心を突く質問を
伊月の父・伊佐衛門に投げかけていた

少年たちが闘う
文庫オリジナルシリーズ第7弾



伊月と静門院が結ばれ
圭寿とお吉も…

前作「燦6巻~花の刃~」で
激しく
作風が
路線が
あらぬ方向へ
進むかと思われましたが
それは…
それとして
別の展開が始まるようです

ようです

と言うのはですね…
7巻
完全に
お休み巻と申しますか
次回作の下地作り?
種蒔き?
ありがちなパターンです

静門院が
国入りを希望
そして
圭寿の傍らに
自身の息女を
側室として置きたい!
と言い出した
息女?
お吉さんみたいです
既に
相思相愛ですし
お吉さんは
人としても
できたお人っぽい

がぁ~
これを
静門院の誠意と
取るか
謀略・策略・復讐と
取るか
未だわからない
聖女なのか
悪女なのか
どっちだぁ~~



藩主・圭寿は
いよいよ
田鶴藩復興事業に
乗り出すようです
それに伴い?
伊月の父である
筆頭家老
吉倉伊左衛門は
嫡男ではない
次男
美樹丸を元服させ
吉倉家の家督を継がせると言う

この言動に
妻・八重もびっくり!
八重さんは
後妻さんで
伊月とは
義理の母子の間柄
とは言え
ありがちな
我が子に家督を継がせる
と言う野心は
全くない
まさに
根耳に水

田鶴藩のため
大鉈を振るう時が来たと
伊左衛門自身も
覚悟を決めたようです
それが
どんな結末を向かえるのか
当然
己の私利私欲にまみれ
藩を意のままに
しようとする
輩もいる訳です

はい

藩主・圭寿の暗殺

伊月が
圭寿の側を離れた隙に
刺客が…
燦が鉄砲に打たれ
圭寿
絶体絶命

緊迫した場面で
続く



何一つ
解決することなく
問題提起のみで
話が構成されており
σ(^_^;)
消化不良でございます

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