シャンハイ 33

1941年 上海
イギリス フランス アメリカそして日本が
租界を置き
妖しくも危険な‘魔都’を制しようと睨み合っていた

上海に降り立った米国諜報員ポール・ソームズは
親友である同僚のコナーと
カジノで落ち合うはずだった
コナーは現れず
ソームズは美しい中国女性とポーカーで対決し完敗する

米国領事館からの迎えで
海軍情報部に向かったソームズを待っていたのは
変わり果てたコナーの姿だった



ソームズは
上官のリチャード・アスター大佐から
遺体は日本租界で見つかったこと
コナーは
上海三合会のボス アンソニー・ランティンを
捜査していたことを知らされる

アンソニーは
日本人と取引をして汚い仕事を請け負う街の黒幕だ

ソームズは
友人であるドイツ領事館の技師夫人のレニを頼り
上海ヘラルド紙の記者に扮し
ランティンが出席するドイツ領事館のパーティに潜り込む

ランティンとの会話の糸口を掴んだソームズは
彼から
日本軍大佐タナカを友人だと紹介される
更に紹介されたのは
ランティンの妻・アンナ

彼女こそ
カジノで出逢った女だった

ソームズは彼女に
カジノに出入りしていることは
夫には秘密だと口止めされる

ソームズは
捜査線上に浮かんだ日本領事館のキタから
コナーには
日本人の愛人スミコがいたことを知らされる
ソームズとアスターは
スミコのアパートに踏み込むが
すでに彼女の姿はなかった



アパートに
暗室を借りていたコナーは
ランティン夫妻とタナカを隠し撮りした写真を残していた

さらに
いくつかの事実が判明する
タナカは
日本軍情報部のトップであり
海軍と空軍を掌握していた政治家だったのだ

そしてアンナの父親は
南京事件を非難し
日本軍に殺されていた
彼女は
ランティンと結婚することで日本軍の手から逃れていたのだ

そして事件は
クラブでのショータイムの最中に起きた
反日組織であるレジスタンスが
日本軍のテーブルに爆薬を仕掛け
激しい銃撃戦に発展したのだ
その場に居合わせたソームズは
すべてが
アンナの指示だと見破る

彼女は
父親の遺志を継ぎ
夫に隠れて革命の指導者として暗躍していた



ソームズは
理想に燃えるアンナに強く惹かれ
自分が力になると約束する

アンナの伝言を仲間に渡したソームズは
彼らが
一人の女を隠れ家から移動させるのを目撃する
その直後
逮捕したレジスタンスから情報を得たタナカが
その場に到着する

その女こそが
スミコだったのだ

もはや
アンナへの想いを抑えきれないソームズ
妻の秘密を知っても
命をかけて守ろうとするアンソニー
執拗にアンナを追うタナカ

果たしてスミコは
アメリカと日本
どちらのスパイだったのか

やがて
コナーが探っていた空母‘加賀’が
800キロの魚雷を積んで
密かに上海の港を出発する

コナーが握った
死に値する機密とは！？
すべての謎を解くカギは
男たちの‘愛’にあった…



と言うお話なんだそうです
と申しますのも
爆睡していたつもりはないのですが
記憶が定かではなく…

正直申しまして
話が飛んでいると申しますか
場面が
映像上の時間が
ワープしていると申しますか

で？

で？？

だから？？？

気づいたらエンディング

日本軍の真珠湾攻撃と
スミコをめぐる上海での攻防って
何か関係があったんでしょうか…

日本軍の真珠湾攻撃のフェイクとは
思えないんですが…

コナーが追っていたタナカも
結局
真珠湾攻撃とは関係なかったし

単なる

スミコを廻る
タナカ コナー

アンナを廻る
ソームズ アンソニー

単なる恋バナかい？

その割りには
豪華共演でしたね～