韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

いま、新潟です

2010-10-19 22:53:25 | 韓国あれこれ
 6時の飛行機でインチョン空港を出発して、いま新潟にいます。ネットで予約をしたので、1泊3,200円とお得なホテルに投宿。値段が値段なので、シビアなホテルと予想しましたが、これがなかなかいいところです。駅からも近いし、新しくはありませんが、部屋の中も清潔。何より、大きなデスクがあり仕事が出来ます。スタンドもあるので手元も安心です。と、まるで旅行ガイドブックみたいな文章になってしまいましたね。

 さて、明日は佐渡です。
 午前中は、環境省のスタッフと面談して、トキの復元のための環境作りについてインタビュー。お昼過ぎにトキの保護活動を長くしている小学校を訪問。その後、トキ交流会館に行き、有機農業で米つくりをしている田んぼなどを見学。夜は交流会館で地元の人たちと交流会と、スケジュールはぎっしりです。

 通訳しながらも写真を撮って、アップしましょう。では。

今日、日本に行きます

2010-10-19 06:10:31 | 環境保護&エコツアー(2011まで)
 今日の夜の飛行機で日本に行きます。
 まず、新潟へ行き、明日明後日の2日間、トキの野生復帰の環境作りに関した調査を行います。特に餌場やねぐらをどう準備していくのか、またそのためのマン・パワーをどうやって組織するかがポイントになります。

 21日の夜には名古屋へ移動して、生物多様性会議に参加、22日は水田湿地と日韓のホット・イシューについてのシンポジウム。これは通訳での参加。23日は日韓こども湿地交流事業のパフォーマンスの見学と夜は交流会、24日は世界NGO会議。

 忙しい1週間になりますが、この合間を縫って、日韓の話し合いもやる予定です。今後の計画の打ち合わせと、僕が以前から考えていた<日韓環境情報センター>の相談もみんなとする予定です。以前、何人かの知り合いにメールで相談したのですが、そろそろ実行に移すわけです。せっかくですから、9月の上旬に送ったメールの内容を紹介しましょう。

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皆さん、お元気でしょうか?

さて、今日は皆さんのご意見を伺いたく、メールを送らせていただきます。

来月、名古屋で生物多様性条約締約国会議CBD-COP10が10月に行われますが、 早いもので2008年の韓国チャンウォンでのラムサールCOP10から、2年が過ぎようとしています。
この間、日韓湿地フォーラム、4大河川日韓市民視察団、日韓こども湿地交流事業、パルシステム生協や日弁連環境委員会の韓国訪問など、日本と韓国の環境問題を中心にした交流や情報交換、共同の活動などに関わり、いろいろ勉強させていただき、ありがとうございます。

このような日本と韓国の交流、情報交換、共同の活動などを今まで以上に強化し、広めていく必要があります。そのために「日韓環境情報センター(仮称)」の創設を提案したいと思います。すでに、このアイデアはラムネットの会議などで提案したことがありますが、つぎのような活動を行うセンターにしたいと思っています。

1 日常的な情報交換のための日本語/韓国語二ヶ国語のホームページの運営
2 定期的なニュースレターの発行(日本語/韓国語)
3 セミナー、エコツアーなどの企画(例、韓国人を対象にした尾瀬ツアー、日本人を対象にしたDMZ生態ツアーなど)
4 市民団体などの交流事業コーディネーター
5 翻訳・通訳、調査、取材などの業務(4大河川に関しては今後も調査活動が必要です)
6 子供たちや若手スタッフの育成(通訳・翻訳担当スタッフも含めて)

このためには常勤スタッフと事務所が必要で、これを支える財政的な基盤を作る必要があります。(事務所については、どこか間借りできないか探しています)
センター活動の中心ともいえるホームページの運営のためには、数多くの団体から、ベースになる情報と定期的な情報の提供が必須です。また湿地保全を中心にした団体や個人だけでなく、生物多様性、気候変動、野生動物保護、廃棄物やリユース、訴訟関係など環境問題に関わる幅広い団体、個人の参加も必要でしょう。

10月のCBD-COP10で多くの皆さんと意見交換を交わしながら、センターの創設のための準備作業を始めたいと考えています。年内に設立基金を集め、ホームページの骨格を完成させ、ニュースレター(デジタルブック形式)のパイロット版の編集、会員の募集、来年度以降の活動プランの作成などを進めていこうと考えています。

このようなセンターの活動内容についてご意見がありましたら、お知らせください。
また、財政的な基盤を作るためにどうすればいいか、アイデアをお願いします。

韓国はOECDに加盟しているため、利用できる日本の基金や補助が限られており、団体会員や個人会員からの会費、企業などからの寄付、通訳・翻訳などの業務などが財政の基盤になるかと思います。なにかいい方法をご存知の方は、ぜひ教えてください。
また、このセンターの活動に関心がありそうな方、団体をぜひ紹介してください。

みなさん、名古屋のCBD-COP10の準備でお忙しいと思いますが、ぜひご協力をお願いします。
私は韓国の仲間と一緒に、10月21日の夜に名古屋に入り、25日まで滞在する予定です。では、名古屋でお会いしましょう。