本日は誠に勝手ながら環の営業を12時半までとさせていただき、午後13時より飯能で行われた小出先生の講演会へ行ってきました。たねまきジャーナルも時々拝聴しておりましたし、小出先生のお話はネットでチェックさせていいただいていたのですが、実際生で聞くとその問題の大きさにパンチをうけました。
人間の声と電子機器を通した声では、この力の差が歴然。
昨日も詩の朗読の話を書きましたが、文字と声の違いを連日教えられました。波動なのかぁ。
さて、今回もたくさんのメモをとってきました。私なりにまとめさせていただきますね。
なお、今回の講演会はIWJのHPで配信されています。
ぜひぜひご覧くださいませ♪
飯能テレビでは4月28日、29日の二日間にわたり放送されるそうです。
まず原子力の専門家である小出先生は40年間も原子力利用について反対してきた。しかし、それでも止めることができず、事故に至ったことがあること。自分が警告してきたことが、自分の間違いであったらどんなに良かったかとおっしゃっていました。
こうなった今、どう生きていったらいいのか。
まず、火力発電所は都会にたくさんあるのに(東京湾沿いにもたくさんある)原子力発電所は都会に作られない。
なぜか?
死の灰を放出するからです。
広島の原爆で燃えたウランは800g
原子力発電所一基が一年に燃やすのは、1トン!(広島の1000倍)
化石燃料の枯渇がいわれて、原子力になったけれど、このペースでウランを使うことは、化石燃料よりウランはもっとはやくに尽きてしまう。
原子力関係者はうそを言ってきた。
核分裂というのは、ウランを燃やすということで、これは死の灰ができるということ
1000発分のウランを燃やすということは、1000倍の死の灰がでるということ。
原子力の関係者はこの事実をみ~~んな知っていた。
だから、都会に作らないことになった。
原子炉をたてる指針があって
「1、原子炉からある距離の範囲内は非居住区域であること
2、その非居住区域の外側の地帯は低人口地帯であること
3、原子炉の敷地は人口密集地対からある距離だけ離れていること」
新潟の柏崎刈羽原発は世界最大の原発で
東京湾には建てならない、伊勢湾にも立てられない、大阪湾にもたてられない。なぜなら都心の近くだから。人口密集地の近くだから。
都会の人は守るけど、過疎地は犠牲になってもいいということか。
さて、現在の福島の原子力発電所の状態について。
二号機以外は建屋がふきとんだわけですが、政府は二号機が一番被害が大きいといっている。
この図が見えますでしょうか?
三号機と四号機では、四号機のほうが破壊度が大きいと小出先生はみている。
なぜなら三号機は二階部分がふきとび、その下の階はある。
しかし、四号機は、二階部分もその下も、その下もとんでいる。二階の下には使用済み燃料プールがある。
核は格納容器の中に圧力容器があってその中に閉じ込められているが、燃料プールの中のものはつまり、むき出し状態。
そのプールのある部分も破壊を受けているというのは大変なこと。
1331体の使用済み燃料棒が入っているとされ(広島の原爆4000発分)、現在これが傾いている。もし福島に大きな地震があり、これに何かあれば、東京へは半日から一日あまりで汚染された風がくるだろう。地震があってから、半日か一日以内に避難がおすすめ。
さらに、メルトスルーしたといわれるが、1メートルのコンクリの最後の砦があり、70cmまでは侵食されているが、あと30cmはあるから大丈夫といわれた。
小出先生は一体これは誰が確認したことなのか?と疑問があるという。
こういう事態は想定もされておらず、測定の機械すらなく、線量が高くてとても中へも入れず確認もとれないというのに・・・。
原発を推進派のIAEAに日本政府は今回の事故について報告書をあげた。
どれだけの放射性物質がでたか。
この図が見えますでしょうか?
真ん中の無地の濃いグレーの広域な部分が全部二号機の放出量です。
上下の薄いスペースが1、3号機。
大気中だけで!広島の170発分。
しかし、これは政府の過小評価であり、多くの専門家はこの1~3倍の量だと評価している。
広島の原爆があったって今は人が住んでいるではないかという声がある。
広島の原爆ではキノコ雲があがり、放射性物質は成層圏までまいあがり、地球上を汚染した。
しかし、今回の事故は放射性物質が風にのり地をはうように土壌を汚染した。
つまり汚染の仕方が原爆とはぜんぜん違う。
原子力の事故というのはそういうこと。
政府が汚染度を書いた地図を発表した。
福島一体、栃木北部~群馬、茨城南~千葉の一部~東京の下町を濃く汚染していることがわかった。
1平方メートル 6万~10万ベクレル、3万~6万ベクレルという値。
小出先生が仕事をするときに時々、放射線管理区域に入る必要がある。そこは4万ベクレル
ここでは、水も食べ物も禁止、タバコもだめ、寝るのもだめ、ましてや子供が入るのも禁止。
そういうところより高い汚染度に今子供が住んでいる。
放射線管理区域以上あるなら、本来は無人にしなくてはならない。
被爆の害というのはどのくらいででるのか?
BEIRという被爆の被害を研究してきた委員会がある。
彼らの結論は、しきい値がないということ。つなり、いくら以下なら問題ないというのはない。低ければ低いにこしたことはない。
原子力推進派のICRPすら、年間100ミリシーベルト以下でも危険性があるといっている。
事故が起これば20キロ圏の人はバスが用意されて避難した。30km圏の人は自主避難といわれた。地震で交通網が遮断されたうえ、交通渋滞でどう避難しろというのか。とても大変だったはず。
ここでチェルノブイリでの避難の写真がでた。
三日分の荷物をもってバスにのることを言われた人々。ある人は手荷物をたくさんもち、コートももった。
もう一人の女性は猫一匹と、猫の餌をやる器だけをもった。
あなたが逃げると決めたときに持ち出す大事なものはなんですか?大事なものだけもって逃げるというのは、とても辛い決断。
土地に根ざした仕事をしている農民や漁民にはさらに辛い決断となる。
被爆か、非難か。こんな辛い選択をしいる原子力を使うことは絶対にいけない。
被爆は年間1ミリシーベルト以下にするべき。そして1平方メートルあたり、4万ベクレル以上のものは放射線管理区域から出してはいけないという法律を、日本は事故後にそれらをすぐに反故にしてしまった。。。
被爆による癌の死亡率
平常時は
一般の人 年間1ミリシーベルトで 2500人に1人が癌で死亡
放射線の作業をする人 年間20ミリで 125人に1人が癌で死亡
事故時
福島の労働者 一回に250ミリシーベルトで 10人に1人癌で死亡
避難する人 年間10ミリシーベルトで 31人に1人が癌で死亡(0歳の子供の場合)
しかし、これらの数字は一年でのこと。二年も三年もこの状況が続けばどうなるのか?
30歳の人が全ての平均とすると、
子供は大人の4~5倍感受性が高い。
55歳以上の人は、1/100になる、大丈夫じゃないけど、鈍感になる。(笑い声がおこる)
しかし、この世代が原子力を許してきた張本人たち。(会場し~~~ん)
今まで、エネルギーを作るのに木を燃やしてきた、それがたりなくて、石炭をもやし、それが足りなくて石油をもやして、それでも足りなくて原子力に手を出した。
電気は足りないといわれているけど、足りている(この図は有名なのではしょりますね)
たかが電気のためにだけで、原子力に手を出してはいけなかった。
小出先生は節電をしている。
職場で照明をつけたことがない、エアコンもあるけどスイッチをいれたことがない。自宅もエアコンは一台もない。
電気が足りようが、足りまいが原子力だけはやってはいけない。
一部が終了。
休憩のあと、質疑応答の時間になりました。
つづく。
さて、昨日の夕飯です。
ひじきのコロッケ
中身は?
ひじきが続くのは、試験の前の日作りすぎちゃったからです。ただそれだけ・・・。
おいしいコロッケでした♪
それから、聖護院カブの味噌汁
かまどさんごはん
納豆でした。
ひじきは血液を増やします。春は肝が不安定になりやすいので、血を補って安定させてあげたいですね。
人間の声と電子機器を通した声では、この力の差が歴然。
昨日も詩の朗読の話を書きましたが、文字と声の違いを連日教えられました。波動なのかぁ。
さて、今回もたくさんのメモをとってきました。私なりにまとめさせていただきますね。
なお、今回の講演会はIWJのHPで配信されています。
ぜひぜひご覧くださいませ♪
飯能テレビでは4月28日、29日の二日間にわたり放送されるそうです。
まず原子力の専門家である小出先生は40年間も原子力利用について反対してきた。しかし、それでも止めることができず、事故に至ったことがあること。自分が警告してきたことが、自分の間違いであったらどんなに良かったかとおっしゃっていました。
こうなった今、どう生きていったらいいのか。
まず、火力発電所は都会にたくさんあるのに(東京湾沿いにもたくさんある)原子力発電所は都会に作られない。
なぜか?
死の灰を放出するからです。
広島の原爆で燃えたウランは800g
原子力発電所一基が一年に燃やすのは、1トン!(広島の1000倍)
化石燃料の枯渇がいわれて、原子力になったけれど、このペースでウランを使うことは、化石燃料よりウランはもっとはやくに尽きてしまう。
原子力関係者はうそを言ってきた。
核分裂というのは、ウランを燃やすということで、これは死の灰ができるということ
1000発分のウランを燃やすということは、1000倍の死の灰がでるということ。
原子力の関係者はこの事実をみ~~んな知っていた。
だから、都会に作らないことになった。
原子炉をたてる指針があって
「1、原子炉からある距離の範囲内は非居住区域であること
2、その非居住区域の外側の地帯は低人口地帯であること
3、原子炉の敷地は人口密集地対からある距離だけ離れていること」
新潟の柏崎刈羽原発は世界最大の原発で
東京湾には建てならない、伊勢湾にも立てられない、大阪湾にもたてられない。なぜなら都心の近くだから。人口密集地の近くだから。
都会の人は守るけど、過疎地は犠牲になってもいいということか。
さて、現在の福島の原子力発電所の状態について。
二号機以外は建屋がふきとんだわけですが、政府は二号機が一番被害が大きいといっている。
この図が見えますでしょうか?
三号機と四号機では、四号機のほうが破壊度が大きいと小出先生はみている。
なぜなら三号機は二階部分がふきとび、その下の階はある。
しかし、四号機は、二階部分もその下も、その下もとんでいる。二階の下には使用済み燃料プールがある。
核は格納容器の中に圧力容器があってその中に閉じ込められているが、燃料プールの中のものはつまり、むき出し状態。
そのプールのある部分も破壊を受けているというのは大変なこと。
1331体の使用済み燃料棒が入っているとされ(広島の原爆4000発分)、現在これが傾いている。もし福島に大きな地震があり、これに何かあれば、東京へは半日から一日あまりで汚染された風がくるだろう。地震があってから、半日か一日以内に避難がおすすめ。
さらに、メルトスルーしたといわれるが、1メートルのコンクリの最後の砦があり、70cmまでは侵食されているが、あと30cmはあるから大丈夫といわれた。
小出先生は一体これは誰が確認したことなのか?と疑問があるという。
こういう事態は想定もされておらず、測定の機械すらなく、線量が高くてとても中へも入れず確認もとれないというのに・・・。
原発を推進派のIAEAに日本政府は今回の事故について報告書をあげた。
どれだけの放射性物質がでたか。
この図が見えますでしょうか?
真ん中の無地の濃いグレーの広域な部分が全部二号機の放出量です。
上下の薄いスペースが1、3号機。
大気中だけで!広島の170発分。
しかし、これは政府の過小評価であり、多くの専門家はこの1~3倍の量だと評価している。
広島の原爆があったって今は人が住んでいるではないかという声がある。
広島の原爆ではキノコ雲があがり、放射性物質は成層圏までまいあがり、地球上を汚染した。
しかし、今回の事故は放射性物質が風にのり地をはうように土壌を汚染した。
つまり汚染の仕方が原爆とはぜんぜん違う。
原子力の事故というのはそういうこと。
政府が汚染度を書いた地図を発表した。
福島一体、栃木北部~群馬、茨城南~千葉の一部~東京の下町を濃く汚染していることがわかった。
1平方メートル 6万~10万ベクレル、3万~6万ベクレルという値。
小出先生が仕事をするときに時々、放射線管理区域に入る必要がある。そこは4万ベクレル
ここでは、水も食べ物も禁止、タバコもだめ、寝るのもだめ、ましてや子供が入るのも禁止。
そういうところより高い汚染度に今子供が住んでいる。
放射線管理区域以上あるなら、本来は無人にしなくてはならない。
被爆の害というのはどのくらいででるのか?
BEIRという被爆の被害を研究してきた委員会がある。
彼らの結論は、しきい値がないということ。つなり、いくら以下なら問題ないというのはない。低ければ低いにこしたことはない。
原子力推進派のICRPすら、年間100ミリシーベルト以下でも危険性があるといっている。
事故が起これば20キロ圏の人はバスが用意されて避難した。30km圏の人は自主避難といわれた。地震で交通網が遮断されたうえ、交通渋滞でどう避難しろというのか。とても大変だったはず。
ここでチェルノブイリでの避難の写真がでた。
三日分の荷物をもってバスにのることを言われた人々。ある人は手荷物をたくさんもち、コートももった。
もう一人の女性は猫一匹と、猫の餌をやる器だけをもった。
あなたが逃げると決めたときに持ち出す大事なものはなんですか?大事なものだけもって逃げるというのは、とても辛い決断。
土地に根ざした仕事をしている農民や漁民にはさらに辛い決断となる。
被爆か、非難か。こんな辛い選択をしいる原子力を使うことは絶対にいけない。
被爆は年間1ミリシーベルト以下にするべき。そして1平方メートルあたり、4万ベクレル以上のものは放射線管理区域から出してはいけないという法律を、日本は事故後にそれらをすぐに反故にしてしまった。。。
被爆による癌の死亡率
平常時は
一般の人 年間1ミリシーベルトで 2500人に1人が癌で死亡
放射線の作業をする人 年間20ミリで 125人に1人が癌で死亡
事故時
福島の労働者 一回に250ミリシーベルトで 10人に1人癌で死亡
避難する人 年間10ミリシーベルトで 31人に1人が癌で死亡(0歳の子供の場合)
しかし、これらの数字は一年でのこと。二年も三年もこの状況が続けばどうなるのか?
30歳の人が全ての平均とすると、
子供は大人の4~5倍感受性が高い。
55歳以上の人は、1/100になる、大丈夫じゃないけど、鈍感になる。(笑い声がおこる)
しかし、この世代が原子力を許してきた張本人たち。(会場し~~~ん)
今まで、エネルギーを作るのに木を燃やしてきた、それがたりなくて、石炭をもやし、それが足りなくて石油をもやして、それでも足りなくて原子力に手を出した。
電気は足りないといわれているけど、足りている(この図は有名なのではしょりますね)
たかが電気のためにだけで、原子力に手を出してはいけなかった。
小出先生は節電をしている。
職場で照明をつけたことがない、エアコンもあるけどスイッチをいれたことがない。自宅もエアコンは一台もない。
電気が足りようが、足りまいが原子力だけはやってはいけない。
一部が終了。
休憩のあと、質疑応答の時間になりました。
つづく。
さて、昨日の夕飯です。
ひじきのコロッケ
中身は?
ひじきが続くのは、試験の前の日作りすぎちゃったからです。ただそれだけ・・・。
おいしいコロッケでした♪
それから、聖護院カブの味噌汁
かまどさんごはん
納豆でした。
ひじきは血液を増やします。春は肝が不安定になりやすいので、血を補って安定させてあげたいですね。