庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

タゴール

2005-03-12 13:39:20 | 自然
木々とは、聖なる天空に語りかけようとする大地の、絶え間ない努力の姿である。
≠q・タゴール(1861-1941)

Trees are the earth's endless effort to speak to the listening heaven.

論理だけの心は、刃しか付いていないナイフのようなものである。それを使うと手が血だらけになる。
≠q・タゴール

A mind all logic is like a knife all blade. It makes the hand bleed that uses it.

どんな子供も、神はまだ人間に失望していない、というメッセージを携えて生まれてくる。
≠q・タゴール

Every child comes with the message that God is not yet discouraged of man.



今日はリンドバーグの言葉を少し見ていたら結局タゴールに行き着いてしまった。リンドバーグから見ればタゴールは父親ほどの世代になる。彼のインドの詩人は大自然の荘厳さを歌い、此のアメリカの英雄的航空家は後半生を大自然の保護に捧げた。

第二次大戦後のリンドバーグは、更に深く「飛行機よりも鳥」の世界に入っていくことになるのだが、『海からの贈り物』という小さな本でベストセラー作家となった奥さんの影響がかなり大きかったのではないかと思う・・・と言うより、やはりお互いに強く影響しあったということだろう。

これからしばらく、お二人の言葉を中心にUPしていこう 
コメント
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