『翼よ、北に』の感想文を書く前に、最初の末早w北方への旅』に目を通しておきたいと思った。戦前の、とうに絶版になっている本を探すのは通常容易ではない。この数年行きつけのネット書店アマゾンにも置いていない。探し回った末、それは県立図書館にあった。
昭和6年・・・日本がひとたび炎熱の地獄に落ちて国家の体を失うことになる僅か14年前、リンドバーグ夫妻は北極圏を経て訪れた日本に一ヶ月近く滞在することになる。1931年の7月27日にニューヨークを発って9月19日中国の南京に到着するまでの二ヶ月に満たない行程の半分をこの国で費やしたことになる。
昭和6年の日本は、リンドバーグ夫妻にとって、少なくともアンにとっては特別に思い入れのある国だったに違いない。後に触れるつもりの「歌う水夫たち」「漁師の小屋」「日本$カ活のうちの紙と紐」「サヨナラ」の各章では、この不思議に魅力的な人々や文化に対する彼女の生き生きとした姿勢が読み取れるのだが、私の当座の興味は、戦争という大きな隔壁を挟んだ70年前の男性末ニ現代の女性末フ違いがどこら辺にあるかだった。そして、そこから感じ取れる何かの意味を自分なりに掴んでおきたいという思いだった。
根室市の関連HP
昭和6年・・・日本がひとたび炎熱の地獄に落ちて国家の体を失うことになる僅か14年前、リンドバーグ夫妻は北極圏を経て訪れた日本に一ヶ月近く滞在することになる。1931年の7月27日にニューヨークを発って9月19日中国の南京に到着するまでの二ヶ月に満たない行程の半分をこの国で費やしたことになる。
昭和6年の日本は、リンドバーグ夫妻にとって、少なくともアンにとっては特別に思い入れのある国だったに違いない。後に触れるつもりの「歌う水夫たち」「漁師の小屋」「日本$カ活のうちの紙と紐」「サヨナラ」の各章では、この不思議に魅力的な人々や文化に対する彼女の生き生きとした姿勢が読み取れるのだが、私の当座の興味は、戦争という大きな隔壁を挟んだ70年前の男性末ニ現代の女性末フ違いがどこら辺にあるかだった。そして、そこから感じ取れる何かの意味を自分なりに掴んでおきたいという思いだった。
根室市の関連HP
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます