スカイスメ[ツを始めて私も鳥を眺めることが多くなりましたが、航空の歴史はすべて鳥たちの観察から始まっているとも言えます。
19世紀の末に2000回以上滑空実験を繰り返しながら揚力・抗力のデータを蓄積してライト兄弟にも非常に大きな影響を与えたリリエンタールは、毎年ドイツ北部に渡りをしてくるコウノトリを先生と呼んだし、20世紀の初めに大西洋を単独飛行し、商用航空路開拓の先駆者となったリンドバーグでさえ、晩年、「飛行機と鳥・・・どちらかを選ぶとするなら、私は鳥を選ぶ」と言っています。
動力飛行が普及して100年余りの間に、人間は地上を離れて月まで行き、そのうち火星にまで行こうとしているわけですが、実は多くの鳥たちやもっと小さな昆虫たちの飛行については、まだまだ分らないことが多い。一度は見捨てられた羽ばたき飛行(オーニソプター)についても、これから新たな原理や画期的な応用方法が開発されるかもしれません。
重力と抗力に打ち勝つために、飛行翼で揚力を、エンジン・プロペラで推力を得る、という私たちの飛行方法も、たぶん限りなくある“飛び方”のほんの小さな一つのあり方すぎないにちがいない・・・と、実に自然で見事な鳥たちの飛行を眺めながら、さまざまに想いを巡らせてみるのもたまには良いかもしれません。
19世紀の末に2000回以上滑空実験を繰り返しながら揚力・抗力のデータを蓄積してライト兄弟にも非常に大きな影響を与えたリリエンタールは、毎年ドイツ北部に渡りをしてくるコウノトリを先生と呼んだし、20世紀の初めに大西洋を単独飛行し、商用航空路開拓の先駆者となったリンドバーグでさえ、晩年、「飛行機と鳥・・・どちらかを選ぶとするなら、私は鳥を選ぶ」と言っています。
動力飛行が普及して100年余りの間に、人間は地上を離れて月まで行き、そのうち火星にまで行こうとしているわけですが、実は多くの鳥たちやもっと小さな昆虫たちの飛行については、まだまだ分らないことが多い。一度は見捨てられた羽ばたき飛行(オーニソプター)についても、これから新たな原理や画期的な応用方法が開発されるかもしれません。
重力と抗力に打ち勝つために、飛行翼で揚力を、エンジン・プロペラで推力を得る、という私たちの飛行方法も、たぶん限りなくある“飛び方”のほんの小さな一つのあり方すぎないにちがいない・・・と、実に自然で見事な鳥たちの飛行を眺めながら、さまざまに想いを巡らせてみるのもたまには良いかもしれません。
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