昨日、いつもの海岸で凧揚げの練習をしていたら、カモメが完全に単独でサーマルソアリングをしていた!!これは極めて珍しいことで、まずほとんどのカモメは群れるし、リッジ(斜面上昇風)を使うことはあってもサーマル(熱上昇風)に興味を示すことは滅多にない。
天気は快晴、暖かい。風は北西、サイドオン2m前後の微風。弱い海岸性前線みたいなものができていたのかもしれない。河口の先端の干潟上空50mあたりで左旋回しているのを見つけた。
これは珍しい・・・とじっくり観察することにした。5分間ほど一度も羽ばたくことなくそのままユックリ1旋回10秒程度のペースで回し続け、陸方向に200mほど流されながら100mほどゲイン(上昇)して、直線滑空で海上に抜け、再び左旋回で上げ始めた。トンビの旋回と比べるとやや滑らかさに欠けるが、いずれにしても見事なセンタリングだ。
R・バックの「カモメのジョナサン」はカモメ社会の非難と嘲笑を浴びながら飛行の可能性をどこまでも追求し、終には「瞬間移動の術」を身に付けることになるのだが、こいつもたった一羽でソアリングの術を窮めようとしているのかもしれんなぁ・・・などと思いながらしばらく眺めていた。
防波堤のリッジで遊ぶカモメ
ところで、人間に聞き手利き腕があるように彼らに“利き旋回”があるのかどうか・・・ちょっと興味深いテーマだ。今まで出合ったトンビの類は、状況に合わせて巧みに左右を使い分けているように見える。ちなみに私自身は地上では左旋回、空中では右旋回だ。(これにはプロペラのトルクリアクションの影響が大きい)
天気は快晴、暖かい。風は北西、サイドオン2m前後の微風。弱い海岸性前線みたいなものができていたのかもしれない。河口の先端の干潟上空50mあたりで左旋回しているのを見つけた。
これは珍しい・・・とじっくり観察することにした。5分間ほど一度も羽ばたくことなくそのままユックリ1旋回10秒程度のペースで回し続け、陸方向に200mほど流されながら100mほどゲイン(上昇)して、直線滑空で海上に抜け、再び左旋回で上げ始めた。トンビの旋回と比べるとやや滑らかさに欠けるが、いずれにしても見事なセンタリングだ。
R・バックの「カモメのジョナサン」はカモメ社会の非難と嘲笑を浴びながら飛行の可能性をどこまでも追求し、終には「瞬間移動の術」を身に付けることになるのだが、こいつもたった一羽でソアリングの術を窮めようとしているのかもしれんなぁ・・・などと思いながらしばらく眺めていた。
防波堤のリッジで遊ぶカモメ
ところで、人間に聞き手利き腕があるように彼らに“利き旋回”があるのかどうか・・・ちょっと興味深いテーマだ。今まで出合ったトンビの類は、状況に合わせて巧みに左右を使い分けているように見える。ちなみに私自身は地上では左旋回、空中では右旋回だ。(これにはプロペラのトルクリアクションの影響が大きい)
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