以前バリ島で買ってきたこういう↓ 化繊のバティック風プリントの安い布。
色も柄も好きですが、安い化繊なのでてろてろしてて、切るのも縫うのも大変で、さて何に使うか…とずっと仕舞ってありました 。
それが、先日、日本ヴォーグ社の「手づくりタウンのレシピ屋さん」を見ていたらスラッシュラグのレシピがフリー(0円)で出ていたので、「これだ!」と早速プリントアウトしてみました。
でもよく見ると、スラッシュラグ針が必要、と書いてあり、持ってないなあと思ったら、その下に「スラッシュラグ針が手に入らない場合は、プラスチックのうちわの柄やアイスの棒など…」と書いてありました。
プラスチックのうちわの柄(?)、はいくらでもあります。さっそく上をカットしてやすりで滑らかにして、使用。ジャンボな縫い針のようです。
裂いた布の一本を芯にして一本はこの針を使ってブランケットステッチで縫い進む感じです。
一目が大きいし、肩もこらないし、テレビを見ながらとか、ちょっとした空き時間にチクチク進めてました。
これは編み物ではないです。 どちらかと言えば縫い物。
その根拠は
1、この針についた糸(裂き布)は針の通った穴を毎回全部通り抜ける。(ブランケットステッチだから)。だから長く巻いてある毛糸玉とかは無理。
2、編み物は針から糸を外して引っ張ると編んだものがほどけるけど、これはほどけない。糸を引っ張るときつく締まる…。
3、このレシピの出典元書籍は「キルトジャパン」(縫い物の本)。同じ日本ヴォーグ社の「毛糸だま」(編み物の本)ではない。
と、どうでもいいことも考えながら、一度布にしてあるものをまた裂いてしまうことにちょっとした罪悪感も覚えながら…やってました。
布は約100×190㎝のものを5枚半使い、105㎝×75㎝のラグができました。結構布を食います。
出来上がりはフカフカです(化繊の柔らかい布だから)。
布はまだあり、もっと大きくする予定でしたが、飽きたし、重くなってきたのでこれでおしまいです。
猫の布団になってしまいました…。