浜松に行った帰りにちょっと寄りました。ここは地下一階にヨーロッパの鍵盤楽器、弦楽器、管楽器が充実していますが、
まず驚くのが、一階入ってすぐのアジアの楽器のエリアの、インドネシア・ジャワ島とバリ島のガムランの種類と量。
いったい誰が、どんなエネルギーでこれだけの楽器を集めたのか?! と圧倒されます。
青銅ガムラン↑ ↓と
ジェゴク↓(竹ガムラン・竹琴)
装飾を施された竹ガムランは4列ほどに配されていて、前の方は細めの竹。後ろに行くほど太い竹でできた大きなものが展示されています。
このジェゴクはバリ島西部の村で発生したアンサンブルで、これらの竹のガムランから叩き出される楽曲というか音は、重低音から高音までの大迫力だということです。… 一度本物を聴いてみたいものです。
もう一つここでいつも気になるのが、オセアニアとアフリカの打楽器、弦楽器。
中でもここへ行くと毎回近くのヘッドホンで試聴するのがこのヴァリハという不思議な楽器。
マダガスカルの楽器で、竹の筒に弦を張り指ではじいて音を出す、と説明書きにあり、筒のところどころに笛のような穴が開いていて、周りに竹を取り囲むように縦に弦が貼ってあります。竪琴のようですが、どう持ってどう演奏するのかは不明…。一枚の写真にうまくおさまらないくらい長いし。
ヘッドホンを通して少しだけ試聴できますが、何だかしみじみと心に響く、異国情緒を感じるような、でも懐かしいような音です。
竹に浮き彫りにされているマダガスカルっぽい模様も素敵です。
ショップで少しCDなども売っていますが、クラシック系の音楽CDが主で、このような楽器のCDは売っていません。ガムランもあれだけ揃えているのに、CDは無し…。
(まあ、どうしてもならアマゾンで探せばいいのですが→〔眠れない夜のためのCD〕、いいなぁ…というところで止めておいています。)
入場料400円、写真撮影OK,基本手を触れてはだめですが、体験ルームで楽器が自由に演奏できるようになってます。
楽器の町浜松のお土産。あの源氏パイも素敵なパッケージに ♪ 。