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こどもの樹(岡本太郎 作)
シス・カンパニー 制作
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『叔母との旅』(9/15 マチネー)
原作:グレアム・グリーン
劇化:ジャイルズ・ハヴァガル
翻訳:小田島恒志
演出:松村武
出演:段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介
嘗て 惑星ピスタチオという劇団で、平和堂ミラノ(故人 後に田嶋ミラノ)が演出した『大切なバカンス』という作品に衝撃を受けた事があります。残念ながら、映像でしか知らないのだけれど、劇中で役がどんどん入れ替わるのです。ひとつの役の演じ手が、場面の途中でコロコロ変わる☆ 斬新さに驚いただけじゃなく、作品の持つ透明感と共に とても印象的で大好きな作品です。
一人で複数の役を演じる芝居というのは それほど珍しくないのだけれど、ひとつの役を複数の役者で演じるというのは それ以来 観た事がありませんでした。どんな芝居を観に行くか ほぼ直感で選ぶし、予備知識無く劇場に出掛けることが多いし、今回も例外ではなく...。だから、何故 開演に先だって、王子に「そういえば、惑星ピスタチオの芝居でね...」なんて 話して聞かせたのか 不思議なくらいでして...。というわけで、既にお気づきの事と思いますが『叔母との旅』は、役者が次々入れ替わるという手法がとられています。特に、物語の一人称であるヘンリーは 全員が演じるのですが、これまた 科白の途中で スッと入れ替わるものですから もう可笑しい可笑しい。今にして思えば、勉強熱心な平和堂ミラノは、ジャイルズ・ハヴァガルの劇作を知っていたのかもしれません。
同じ役を複数人で演じると述べましたが、今作には いくつか役者固定の役もあり、例えば 叔母のオーガスタは 段田安則、その若き恋人ワーズワースは 高橋克実、トゥーリィ父娘は 浅野和之という具合。どうやら役の配分は、今回の公演に限ったものではなく 戯曲の段階で 指定されているのでしょう。演出の松村武も、稽古中 この芝居について問われて「大変なんだよ 難しいんだよ」と語ったと言いますから。そんな中で、段田安則の受け持つ分量の多さと 叔母っぷりには驚きました。一瞬にして ヘンリーから叔母へ 叔母からヘンリーへ(スーツ姿のままで!)、そんな 変化(へんげ)の妙技を たっぷり楽しんで参りました。
終幕も近い辺り...
長年 叔母と思っていたオーガスタに向かって「かあさん」と呼びかけ、オーガスタの元恋人ワーズワースの死を伝えるヘンリー。「そう。でも今は踊っているから」。.....なんだか じーん
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【野菜畑】で
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開店時 滝田栄さんがプロデュースしたらしい
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具だくさんのスープ(ランチに付く“本日のスープ”)
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若鶏骨付きもも肉のビール煮