たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

アップルストアまでの足取り

2010年12月17日 23時10分28秒 | 観る
ミニシアターの中でも 素敵なラインナップを繰り広げていた恵比寿ガーデンシネマが 年明け1/28を最後に休館する。そんな 恵比寿ガーデンシネマで クリスマスに纏わる物語...

クリスマス・ストーリー(12/16 恵比寿ガーデンシネマにて)

制作国:フランス(2008年)
原題:UN CONTE DE NOEL/A CHRISTMAS TALE
監督:アルノー・デプレシャン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、マチュー・アマルリック、アンヌ・コンシニ、メルヴィル・プポー、
   ジャン=ポール・ルシヨン、キアラ・マストロヤンニ、イポリット・ジラルド 他

疎遠になっていた家族が クリスマスに集い、母親の病をきっかけに 絆を再確認する...
そんな話だと 勝手に思い込んでいたのだけれど、人間関係は思ったより複雑で 登場人物の個性も それぞれにあまりにも強く、誰かに感情移入するという様な見方はしづらい作品です。だけど、マチュー・アマルリックは 相変わらずいいね。一家の問題児で ダメダメな次男アンリ役が なんともピッタリ。今フランスで 最もオファーの多い俳優のひとりです。


せっかく恵比寿に出掛けたので、ドイツ的プレッツェルを買おうと ラ・パナデリーア を覗いてみたのだけど、残念ながら品切れ。プレッツェルバル(丸っこいの)とスティック・プレッツェルはあったけど、お目当てのブッタープレッツェルが(バタープレッツェル)が無いんじゃぁ しょうがない。よっしゃ~、年内しか食べられない 焼きりんごを目指して おとなり渋谷へ GO!




マメヒコ 渋谷店
程良い酸味 甘過ぎないのがいい

《焼きりんご アイスクリームのせ》
焼き上げるのに40分掛かるそうです
焼きたてを狙うなら Pm2:00 と Pm8:00
季節限定


卓上のふたつのクリスマスモニュメント

大豆殻を盛り込んでオーナメントで飾ってあるのが素敵




大塚へ移動して ちょいと用事を済ませ いざ銀座へ
But... アップルストアへ行くだけ行って直ぐ帰る しょぼぼ~~ん

有楽町駅前で 申し訳程度にイルミネーションを撮る

東京交通会館


アップルストアへは のお遣いで iPadを買いに。そして、ご心配いただきました殿の塩梅ですが、どうやら復活の兆し。しかも、エクササイズ用シューズの長時間使用に依る不調の可能性も浮上! おいおい、だから 言わんこっちゃない...。健康に良いと言われる食べ物にしろ 用具にしろ、偏りすぎは良くありません。過ぎたるは及ばざるがごとし。何事もバランスが大切。でしょ?
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心地よい作品でした

2010年12月17日 03時41分03秒 | 観る
友人と連れ立って 日比谷の東京宝塚劇場んとこにあるTOHOシネマズ スカラ座へ。
久し振りに 迫力ある大画面の劇場で 満足満足

ノルウェイの森(12/15 劇場にて)

制作国:日本(2010年)
原題:NORWEGIAN WOOD
原作:村上春樹
監督/脚本:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、
   高良健吾、玉山鉄二、霧島れいか、
   柄本時生、初音映莉子 他

村上春樹作品には これまで触れてこなかったのだけれど、松山ケンイチが主演すると聞いて 読んじゃいました。『ノルウェイの森』上・下巻読み終わったら、結構お腹いっぱいになったんだけれど、引き続き 短編集も読んでみましたョ。なるほどね... 性的な表現が意外に多い。或いは 女性側から性的な内容を口にする。その方が 純文学っぽいから...? なんて、ちょっと穿った見方も... それもあって お腹いっぱいになっちゃうんだけど...。でも、『ノルウェイの森』が どんな風に映像化されるのか興味津々。キャストに対する期待も高まる

...で 映画ですが、原作の持つ雰囲気を大切にしながらも、更にその上澄みの様な トラン・アン・ユン監督ならではの美しい表現に拘った作品に仕上がっているのではないでしょうか。画面の中に身をゆだねたくなる様な心地よさを感じます。

'70年代、学生運動の頃の大学生というと、自分より十歳上の世代な訳だけど、どうしてだか そういう時代の殺伐とした大学の風景とか 服装とかって 郷愁をそそるんだなぁ...。それに、自分の学生時代もオーバーラップしてきて、当時の自分は どちらかというと「直子」だけど、今は どうかと言えば「緑」だな...とか ネ。それから、これは 一緒に観た友人に言われて気付いた事だけど、性描写については 原作に近い形で明確に描きつつも 裸体よりも表情を活かした映像となっていて、こんな所にも 監督の拘りを感じます。

それにしても、時代の持つ雰囲気や、現代とはまたちょっと違う 当時の若者の大人ぶったり粋がっている様など、まるで 監督が当時の日本に居たかの様な 見事な描写。かと思えば、アジア的な空気を醸し出していたり、いずれにしても 監督で成功している作品であろうと思うのですが、若い人たちは どんな風にこの作品を観るのかしら... そのうち王子が観てきたら(観るかな...?)、聞いてみたいものです。

そうそう! 最後になってしまいましたが、兎に角 松山ケンイチが抜群にいいのです。これ、書いておかないとね。




ウィーン・クリスマス in Tokyo
日比谷パティオにて

ツリー脇のテーブルに 願い事を書くリボンが置いてあります
友人とふたり 願いを書いて結びつけました


ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル
 
東京国際フォーラムのエントランスです。


誰がやっても恐く撮れちゃう 企画に難ありの「顔ハメ看板」
コメント (8)
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