たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

電車の伴

2013年04月12日 12時37分02秒 | 携帯便り
このところ、新幹線でのお昼に 気に入って買っているのが、ドイツパンのサンドイッチ(紀ノ国屋@north-court)。手のひらサイズの割に 480円と、少々値が張るのですが、ギュッと詰まったドイツパンは 案外食べ応えがあります。

30年も前、初めて食べたドイツパンに、なんと酸味の強い食べ物だろうと ちょっぴり驚いたものですが、今時は 日本人好みに焼かれているのか、はたまた大人の味覚に育ったのか...?

左側に写っている本は、三浦しをんの『舟を編む』。若い人の書いた物を読んでいると、時に好まぬ言い回しに遭遇しますが、『舟...』は 辞書編纂をモチーフにした小説だけあって、言葉遣いの気持ち良い一冊です。
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夫唱婦随ならぬ「婦唱夫随」

2013年04月12日 01時06分22秒 | 観る


ヒッチコック(4/6 劇場にて)
制作国:アメリカ(2012年)
原題:HITCHCOCK
監督:サーシャ・ガヴァシ
原作:スティーヴン・レベロ
脚本:ジョン・J・マクロクリン
出演:アンソニー・ホプキンス
     (アルフレッド・ヒッチコック)
   ヘレン・ミレン
     (アルマ・レヴィル)
   スカーレット・ヨハンソン
     (ジャネット・リー)
   トニ・コレット、ダニー・ヒューストン、
   ジェシカ・ビール、マイケル・スタールバーグ、
   ジェームズ・ダーシー、マイケル・ウィンコット、
   リチャード・ポートナウ、カートウッド・スミス 他


サイコ』の撮影に纏わる物語を、ヒッチコックと 夫人のアルマを中心に描いた作品です。サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック... 彼は、アルマが居てこその「監督ヒッチコック」だったのですね。スカーレット・ヨハンソンが 主演女優ジャネット・リーを演じる「サイコ」の撮影風景も印象的だけど、この映画の一番の立役者は なんと言ってもヘレン・ミレンです。この、ヘレン・ミレンが演じるアルマの性格が なんとなく自分に重なる(彼女の様な才媛ではないけれど)し、見た目は またまた母に重なるし... いやいや、そんな事は 本編の出来には関係のないことですが、作品自体も大変面白く また興味深く、ヒッチコック作品をよく知る人も知らない人も 共に楽しめる作品です。ただ一つ、『サイコ』の次の作品が『』であるということだけは ちょっと知っておいた方が、最後の最後まで楽しめます。因みに、私が 初めてヒッチコックを認識したのが、小学校の頃テレビで放送された『鳥』(1963年)でした。テレビ欄に『ヒッチコックの鳥』とあって、監督の名前とはつゆ知らず... (;^_^A




そして、こちらは 取り立てて記すには及ばないのだけれど、一応 記録だけ。
相棒シリーズ X DAY(4/7 劇場にて)

制作国:日本(2013年)
監督:橋本一
脚本:櫻井武晴
出演:田中圭(岩月彬)、川原和久(伊丹憲一)、
   国仲涼子(麻生美奈)、別所哲也(戸張弘成)、戸次重幸(中山雄吾)、
   水谷豊(杉下右京)、及川光博(神戸尊) 他

面識はないけれど 大学の一年先輩で、当時から劇団で活躍していた川原和久さん、応援してます!!


『ヒッチコック』のあと 遅掛けランチ
目当ては zopfの期間限定プレート「コンテキーノ

殿は カツサンド
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ホントお勧めです TKPシアター柏

2013年04月12日 00時04分36秒 | 観る
TKPシアター柏は なかなか居心地のいい空間です。チケットが無くても キネマ旬報のライブラリーや喫茶コーナーなど 利用出来るので、映画を観ない方も 是非お気軽にぃ~~(*^o^*)

キネマ旬報のお宝バックナンバーの数々

こちらは閲覧のみですが 販売用の書籍(キネマ旬報社)もズラリと揃っています



ヒミズ旧作(4/4 劇場にて)

制作国:日本(2011年)
監督 / 脚本:園子温
原作:古谷実
出演:染谷将太(住田祐一)、二階堂ふみ(茶沢景子)、
   渡辺哲(夜野正造)、諏訪太朗(まーくん)、川屋せっちん(藤本健吉)、
   吹越満(田村圭太)、神楽坂恵(田村圭子)、光石研(住田の父)、渡辺真起子(住田の母)、
   モト冬樹(てつ)、黒沢あすか(茶沢の母)、堀部圭亮(茶沢の父)、でんでん(金子)、
   村上淳(谷村)、窪塚洋介(テル彦) 他

ヴェネツィア映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ダブル受賞(染谷将太・二階堂ふみ)で話題になった作品です。染谷将太くんは、ちょっと甥っ子と雰囲気が似てる。二階堂ふみちゃんは、芝居の雰囲気がなのかなぁ... 友人に似てるんだョなぁ... 私より ふたつ年上だけど(^w^) 二階堂ふみちゃん ゴメン m(_ _)m

でも、作品はというと、私には ちょっとねピンと来ませんでした。東日本大震災の後、舞台設定を被災地に変更しての撮影という事なんだけど、原作コミックの部分と震災を取り入れた部分との融合が巧くいっているとは思えず、なにか違和感を感じます。そもそも、原作自体が衝撃的な作品なのでしょうから、そこをじっくり描いた方が良かったのではないかしら。園子温監督といえば、最近では「冷たい熱帯魚」が話題になりましたが、これに関しては端っから避けていて観ず仕舞い。監督と相性が悪いのかもネ。ただ 今作についていえば、ラストに向けての運びがきちんとしていたので、ホッとして観終わる事が出来ました。でもネ、茶沢景子の親子関係がなおざりに終わってしまったので、ん~~ 気になる(^^;)


宇宙人ポール旧作(4/4 劇場にて)
制作国:アメリカ(2010年)
原題:PAUL
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ(グレアム)、
   ニック・フロスト(クライブ)、
   ジェイソン・ベイトマン(ゾイル)、
   クリステン・ウィグ(ルース)、
   ビル・ヘイダー(ハガード)、
   ブライス・ダナー(タラ)、
   ジョン・キャロル・リンチ(モーゼス)、
   シガーニー・ウィーヴァー(ビッグ・ガイ)、
   セス・ローゲン(ポールの声) 他
   スティーブン・スピルバーグなど カメオ出演多数

ただただ 馬鹿馬鹿しいだけのSFコメディかと思いきや さにあらず。伏線の引き方、ちょっとしたトリック、起承転結... 絶妙です。

グレイタイプの宇宙人ポールと コミコン目的でイギリスからやって来たSFオタクのふたりが織り成す、クールでファンキーなSFロードームービー。筋運びの巧さに拍手 DVDや名画座など、機会がありましたら 是非☆(ポールがちょっと下品なので PG-12)
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