TKPシアター柏は なかなか居心地のいい空間です。チケットが無くても キネマ旬報のライブラリーや喫茶コーナーなど 利用出来るので、映画を観ない方も 是非お気軽にぃ~~(*^o^*)
キネマ旬報のお宝バックナンバーの数々
こちらは閲覧のみですが 販売用の書籍(キネマ旬報社)もズラリと揃っています
『ヒミズ』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:日本(2011年)
監督 / 脚本:園子温
原作:古谷実
出演:染谷将太(住田祐一)、二階堂ふみ(茶沢景子)、
渡辺哲(夜野正造)、諏訪太朗(まーくん)、川屋せっちん(藤本健吉)、
吹越満(田村圭太)、神楽坂恵(田村圭子)、光石研(住田の父)、渡辺真起子(住田の母)、
モト冬樹(てつ)、黒沢あすか(茶沢の母)、堀部圭亮(茶沢の父)、でんでん(金子)、
村上淳(谷村)、窪塚洋介(テル彦) 他
ヴェネツィア映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ダブル受賞(染谷将太・二階堂ふみ)で話題になった作品です。染谷将太くんは、ちょっと甥っ子と雰囲気が似てる。二階堂ふみちゃんは、芝居の雰囲気がなのかなぁ... 友人に似てるんだョなぁ... 私より ふたつ年上だけど(^w^) 二階堂ふみちゃん ゴメン m(_ _)m
でも、作品はというと、私には ちょっとねピンと来ませんでした。東日本大震災の後、舞台設定を被災地に変更しての撮影という事なんだけど、原作コミックの部分と震災を取り入れた部分との融合が巧くいっているとは思えず、なにか違和感を感じます。そもそも、原作自体が衝撃的な作品なのでしょうから、そこをじっくり描いた方が良かったのではないかしら。園子温監督といえば、最近では「冷たい熱帯魚」が話題になりましたが、これに関しては端っから避けていて観ず仕舞い。監督と相性が悪いのかもネ。ただ 今作についていえば、ラストに向けての運びがきちんとしていたので、ホッとして観終わる事が出来ました。でもネ、茶沢景子の親子関係がなおざりに終わってしまったので、ん~~ 気になる(^^;)
『宇宙人ポール』旧作(4/4 劇場にて)
制作国:アメリカ(2010年)
原題:PAUL
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ(グレアム)、
ニック・フロスト(クライブ)、
ジェイソン・ベイトマン(ゾイル)、
クリステン・ウィグ(ルース)、
ビル・ヘイダー(ハガード)、
ブライス・ダナー(タラ)、
ジョン・キャロル・リンチ(モーゼス)、
シガーニー・ウィーヴァー(ビッグ・ガイ)、
セス・ローゲン(ポールの声) 他
スティーブン・スピルバーグなど カメオ出演多数
ただただ 馬鹿馬鹿しいだけのSFコメディかと思いきや さにあらず。伏線の引き方、ちょっとしたトリック、起承転結... 絶妙です。
グレイタイプの宇宙人ポールと
コミコン目的でイギリスからやって来たSFオタクのふたりが織り成す、クールでファンキーなSFロードームービー。筋運びの巧さに拍手
DVDや名画座など、機会がありましたら 是非☆(ポールがちょっと下品なので PG-12)