翌土曜日、誕生祝いに ちょっと目先の変わった素敵ランチをセッティングしたので、それまでの時間を過ごすべく、渋谷 Bunkamura ル・シネマ へ。
『毛皮のヴィーナス』(1/10 劇場にて)
制作国:フランス / ポーランド(2013)
原題:La Venus a la fourrure
監督:ロマン・ポランスキー
原作:L・ザッヘル=マゾッホ
脚本:デビッド・アイビス
出演:エマニュエル・セニエ(ワンダ)、
マチュー・アマルリック(トマ)
同監督作品「
おとなのけんか」同様、舞台劇の映画化です。ブロードウェイでの初演は 2010年。“マゾヒズム”の語源にもなった19世紀の作家マゾッホの自伝的小説「毛皮を着たヴィーナス」をモチーフに ウォルター・ボビー(『CHICAGO』)が演出。日本では、一昨年 中越典子・稲垣吾郎に依る「ヴィーナス・イン・ファー」が、シアターコクーンで上演されています。
舞台のオーディションに遅れてやって来た 無名の女優ワンダと、高圧的な演出家トマ。二人の関係は 時間の経過と共に変わって行き、女優と演出家かと思えば 登場人物そのものであったり、やがて 二人の関係はすっかり逆転... ワンダは、役を得る為に来た女優ではなかったのか? 本当は何者なのか? あまり熟々書くより もう観て!! って感じです。マチュー・アマルリック、嵌りすぎです。なんせ、ワンシチュエーションの二人芝居ですから、マチュー・アマルリックにどっぷり浸れます
ワンダ役のエマニュエル・セニエは ポランスキー監督の現夫人
48歳と81歳です
トマ役、篠井英介にやって欲しいなぁ〜〜