母と “センポスギハラ”

正月の三日...

年末に施した母のジェルネイルですが、訳あって 手直しして貰う事に。そして、そのまま映画へ。


『杉原千畝 スギハラチウネ』（1/3 劇場にて）
制作国：日本（2015年）
英題：PERSONA NON GRATA
監督：チェリン・グラック
脚本：鎌田哲郎、松尾浩道
出演：唐沢寿明、小雪、
ボリス・シッツ、アグニェシュカ・グロホフスカ、
ミハウ・ジュラフスキ、ツェザリ・ウカシェヴィチ

杉原千畝氏の名誉回復について
～～「1991年（平成3年）10月、鈴木宗男・外務政務次官（当時）が幸子夫人を招き、杉原副領事の人道的かつ勇気ある判断を高く評価し、杉原副領事の行動を日本人として誇りに思っているとし、併せて、半世紀にわたり外務省と杉原副領事の家族との間で意思の疎通を欠いていた無礼を謝罪した。」～～ Wikipediaより

ところが、この謝罪は 外務省の反対を押し切ってなされたものであり、国をして正式にというと、ようやく2000年（平成12年）の事。当時の外務大臣 河野洋平氏に依る顕彰演説において、日本国政府の公式な名誉回復となりました。実に、千畝氏の没後14年後の事であり、奇しくも生誕100年にあたる年でした。

海外からの声に押される形でのあまりにも遅い対応であったとはいえ、当時の外務省の判断よりも自身の良心に従った杉原千畝氏の行為を 遡って良しとする気概があるのであれば、現行政府としても 良心を見つめ 問う そんな姿勢でいて欲しいと 心から願います。河野さんの様なリベラルな人が現役ならばなぁ～～