今週金曜公開の「万引き家族」を一足先に観て参りました。
劇場に貼られたポスターをチラリ目にした時から、これは観なきゃと思っていた作品です。なぜか、先行上映している劇場が近隣に二ヶ所も!! そして、場内は 早くも満席。パルムドール受賞の威力、恐るべし...
『万引き家族』(6/3 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/eb/f2812956065c2f282fc531b837433e76.jpg)
製作国:日本(2018年)
監督 / 脚本:是枝裕和
出演:リリー・フランキー(柴田治)
:::安藤サクラ(柴田信代)
:::松岡茉優(柴田亜紀)
:::池松壮亮(4番さん)
:::城桧吏(柴田祥太)
:::佐々木みゆ(ゆり)
:::緒形直人(柴田譲)
:::森口瑤子(柴田葉子)
:::山田裕貴(北条保)
:::片山萌美(北条希)
:::柄本明(川戸頼次)
:::高良健吾(前園巧)
:::池脇千鶴(宮部希衣)
:::樹木希林(柴田初枝)
そもそも、リリー・フランキーという人を認識した始めは、テレビで喋ってるけど どうやらイラストを描くらしい とか、一躍話題となった「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の作家という認識でした。それが、今や 俳優として、押しも押されもせぬ存在感です。同じ是枝作品の「そして父になる」も、彼在ればこそと強く思ったのも記憶に新しいところです。所謂カメレオン俳優というのとは違うだけれど、役の人物として 自然にそこに居るという感じが、ちょっと他にない存在です。
素材の良さと それを活かす調理の妙。
「店にある内は まだ誰のものでもないから持ってきてもいい」...
彼らの万引きを正当化する理屈。延いては、情の深さ故か、ベランダで寒さに凍える女の子を連れて来てしまう、パチンコ屋に駐められた車から赤ん坊を連れて来てしまう。「万引き」で構成された「万引き家族」。
リリー・フランキー演じる治の、万引き以外 他に教えられることが無いんだ という言葉... 決して褒められたものじゃない、絶対に間違ったやり方なのだけど、次の世代にバトンを渡すという なにか 生き物の本能みたいなものなのか、伝え残す事にを家族を感じていたのか、治なりの愛を感じる言葉です。
ラストシーンは、あまりに切なくて、これからの〝ゆり〟の日々を思うと涙がこぼれます。
ネグレクトや暴力など、児童虐待が後を絶ちません。どうぞ 関係各所が、お役所仕事に終わらないお役所であってくれます様に。
劇場に貼られたポスターをチラリ目にした時から、これは観なきゃと思っていた作品です。なぜか、先行上映している劇場が近隣に二ヶ所も!! そして、場内は 早くも満席。パルムドール受賞の威力、恐るべし...
『万引き家族』(6/3 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/eb/f2812956065c2f282fc531b837433e76.jpg)
製作国:日本(2018年)
監督 / 脚本:是枝裕和
出演:リリー・フランキー(柴田治)
:::安藤サクラ(柴田信代)
:::松岡茉優(柴田亜紀)
:::池松壮亮(4番さん)
:::城桧吏(柴田祥太)
:::佐々木みゆ(ゆり)
:::緒形直人(柴田譲)
:::森口瑤子(柴田葉子)
:::山田裕貴(北条保)
:::片山萌美(北条希)
:::柄本明(川戸頼次)
:::高良健吾(前園巧)
:::池脇千鶴(宮部希衣)
:::樹木希林(柴田初枝)
そもそも、リリー・フランキーという人を認識した始めは、テレビで喋ってるけど どうやらイラストを描くらしい とか、一躍話題となった「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」の作家という認識でした。それが、今や 俳優として、押しも押されもせぬ存在感です。同じ是枝作品の「そして父になる」も、彼在ればこそと強く思ったのも記憶に新しいところです。所謂カメレオン俳優というのとは違うだけれど、役の人物として 自然にそこに居るという感じが、ちょっと他にない存在です。
素材の良さと それを活かす調理の妙。
「店にある内は まだ誰のものでもないから持ってきてもいい」...
彼らの万引きを正当化する理屈。延いては、情の深さ故か、ベランダで寒さに凍える女の子を連れて来てしまう、パチンコ屋に駐められた車から赤ん坊を連れて来てしまう。「万引き」で構成された「万引き家族」。
リリー・フランキー演じる治の、万引き以外 他に教えられることが無いんだ という言葉... 決して褒められたものじゃない、絶対に間違ったやり方なのだけど、次の世代にバトンを渡すという なにか 生き物の本能みたいなものなのか、伝え残す事にを家族を感じていたのか、治なりの愛を感じる言葉です。
ラストシーンは、あまりに切なくて、これからの〝ゆり〟の日々を思うと涙がこぼれます。
ネグレクトや暴力など、児童虐待が後を絶ちません。どうぞ 関係各所が、お役所仕事に終わらないお役所であってくれます様に。