旅行記をご覧いただいている途中ではありますが、ちょこっと コーヒーブレイク
『あゝ、荒野』(2/17 劇場にて / 再上映)
製作国:日本(2017年)
原作:寺山修司
監督 / 脚本:岸善幸
脚本:港善幸
出演:菅田将暉(沢村新次 / 新宿新次)
:::ヤン・イクチュン(二木建二 / バリカン建二)
:::木下あかり(曽根芳子)
:::モロ師岡(二木建夫)高橋和也(宮本太一)
:::今野杏南(西口恵子)山田裕貴(山田裕二)
:::河井青葉(曽根セツ)前原滉(川崎敬三)
:::萩原利久(七尾マコト)小林且弥(立花劉輝)
:::川口覚(石井和寿)山中崇(福島)
でんでん(馬場)
木村多江(君塚京子)
ユースケ・サンタマリア(堀口 / 片目)
寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」を、菅田将暉とヤン・イクチュンのダブル主演で映画化。舞台を 原作の1966年から、次の東京オリンピック翌年に変えて再構成しています。
これは もう、日本の映画史に残る名作と言えます。前編・後編共に たっぷり長いし、色んな問題提起がされていたり、群像劇の要素もあったりと、盛り込み過ぎの感無きにしも非ず... なのに、ちっとも長く感じないし、人物ひとりひとりのリアリティに、自分の周りで いま正に起きている出来事の様に感じます。実在の人物を観ている気がします。
こういう作品が、日本アカデミー賞では主演男優賞でしかノミネートを受けていないというのが、どうにも解せません。昨年「シン・ゴジラ」の評価が高かったのも、今の政府が好きそうな内容だっただけに、ちょっと気持ち悪いな... と。現代社会は、安保闘争の1960年代と似た危うさがあるけれど、戦後が遠くなり 政治を司る側に平和を思う気持ちが薄れた分、更に危ない空気の漂う時代かも知れない。
テレビ出身で、映画監督としてのキャリアはまだ浅い岸監督の今後も 更に注目です。
『あゝ、荒野』(2/17 劇場にて / 再上映)
製作国:日本(2017年)
原作:寺山修司
監督 / 脚本:岸善幸
脚本:港善幸
出演:菅田将暉(沢村新次 / 新宿新次)
:::ヤン・イクチュン(二木建二 / バリカン建二)
:::木下あかり(曽根芳子)
:::モロ師岡(二木建夫)高橋和也(宮本太一)
:::今野杏南(西口恵子)山田裕貴(山田裕二)
:::河井青葉(曽根セツ)前原滉(川崎敬三)
:::萩原利久(七尾マコト)小林且弥(立花劉輝)
:::川口覚(石井和寿)山中崇(福島)
木村多江(君塚京子)
ユースケ・サンタマリア(堀口 / 片目)
寺山修司が遺した唯一の長編小説「あゝ、荒野」を、菅田将暉とヤン・イクチュンのダブル主演で映画化。舞台を 原作の1966年から、次の東京オリンピック翌年に変えて再構成しています。
これは もう、日本の映画史に残る名作と言えます。前編・後編共に たっぷり長いし、色んな問題提起がされていたり、群像劇の要素もあったりと、盛り込み過ぎの感無きにしも非ず... なのに、ちっとも長く感じないし、人物ひとりひとりのリアリティに、自分の周りで いま正に起きている出来事の様に感じます。実在の人物を観ている気がします。
こういう作品が、日本アカデミー賞では主演男優賞でしかノミネートを受けていないというのが、どうにも解せません。昨年「シン・ゴジラ」の評価が高かったのも、今の政府が好きそうな内容だっただけに、ちょっと気持ち悪いな... と。現代社会は、安保闘争の1960年代と似た危うさがあるけれど、戦後が遠くなり 政治を司る側に平和を思う気持ちが薄れた分、更に危ない空気の漂う時代かも知れない。
テレビ出身で、映画監督としてのキャリアはまだ浅い岸監督の今後も 更に注目です。
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