今日は忙しくて、夕暮れにやっと庭に出ることができました。
息抜きでしたが、嬉しい発見がありました。赤萩が咲き始めていたのです。
毎日、咲くのを楽しみにしてみていたのですが、昨日まで気が付きませんでした。不思議なものです。
まだ蒸し暑くて秋らしくないのですが、赤萩の花を見ると秋の到来を感じます。
冬に地上部の茎は枯れてしまい根だけが残るのですが、年々大きく育つようになっています。
今年も何本もの枝が高く伸び、枝先にたくさん花穂ができています。
毎年、この赤萩が満開になるとスズメバチがよくやってきて花に止まっています。スズメバチも蜜を吸うのでしょうか。
嬉しさと怖さが半々になる赤萩の季節です。
《秋の七草と万葉集》
萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花 (山上憶良)
他にも秋を感じさせる花があちこちに咲いています。
下の写真は鉢植のローズマリーです。薄紫色の可憐な花が咲いています。
3年前の私の入院騒動の時、世話が行き届かず絶滅しかけましたが、小さな挿し木枝からここまで復活してくれました。
ヤブランにも花が咲いています。
季節外れの花も混在しています。
八重ヤマブキ(上)にガクアジサイ(下)まで咲いています。
アカバナトキワマンサクの花も返り咲いています。