熱中症を防ぐ正しい水分補給（１）

おはようございます
熱中症予防、脱水予防に、正しい水分補給について、健康ワクワク
倶楽部７月号の話題です

倶楽部メンバーの皆様こんにちは、
今年は猛暑。夏バテしないようご養生怠りなくお過ごし下さいね。
『飲み物は何をどのくらい摂るのが良いですか？』よくお受けする質問です。
飲み物はただやみくもに飲んではいけません。
そこで今月は、熱中症予防・脱水予防に正しい水分補給についてお届け
します。
米国カリフォルニア州で「水の大飲み大会」に出場した女性が大会後「水中毒」
で死亡したニュースをご存知ですか？
規定時間にどれだけ水を飲めるかを競うもので、その間トイレには行けない
ルールだったそうです。
その女性は５時間で８リットルを飲み、大会後の帰宅途中に気持ち悪くなり
『頭が痛い』と言っていたそうです。
遺体を解剖した検視官は「水中毒の症状が見られた」と発表しました。
「水を多量に摂取して血液が薄くなったのではないか。頭痛は脳の浮腫み脳
浮腫ではないか。元々腎臓の働きが悪かった可能性もある」という見解でした。
皆様どうぞご注意を・・・

「飲む量について」はＮＨＫためしてガッテン「元気回復！水の飲み方大革命」
がとても参考になる内容でした。
飲んだ水はいったん胃で留まり、少しずつ腸へ移動して、腸から血液へ取り込
まれます。
その間ある程度の時間がかかるため、血液中の水分の量が元に戻るまで脳が
ノドの渇きを感じ続けると、渇きが癒されたと感じるころには水を飲みすぎてし
まい「水中毒」の危険があります。
それを防ぐために口やノドに「冷たい」「ぬれた」という感覚を感じ取るセンサー
があり、一時的に脳が感じる渇きを癒して飲み過ぎを防ぐ仕組みがあるのです。

のどが渇いてから飲むのでは、体内の水分を保つには不十分ですが、むやみに
飲み過ぎると「水中毒」で命の危険もあります。
個人差がありますが、およそ１日に補給したい水分量は１．５リットル。
失いがちな水分量を知り、一度にがぶ飲みせず体内の水分を失う前に先取り
して飲む飲み方、「先取り」「小分け飲み」をおすすめします。
つづく・・・

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