8/13 米子市のアジア博物館、井上靖記念館へ行きます。
井上靖は鳥取の出身ではありませんが、中央アジアを題材にした小説があり、また1960年代ころからモンゴルや西域へも日本人の研究者が出かけたりして、その時の資料を保存しています。
米子から境港へ行く途中の海辺にあります。
展示は何棟かに分かれ、まずは地元弓浜絣に関する展示館です。きょうは休みなのか、それとも織る人が高齢になったのか、誰もいません。ひっそり。道具類に静かにホコリが積もりつつあり。天然藍で染めた糸はだいぶ色あせています。
鶴亀の絵絣。
絣糸を作る道具。
これも絣の一種?織りかけでいつ再開?
座布団各種
パッチワーク
庭は広大。スタッフ以外誰もいません。
モンゴルの民族衣装、ペルシャ絨毯などの展示もありました。細かな手仕事にびっくりです。
でもお客さん誰もいません。どうしたのでしょうか?
モンゴルの移動式住居・パオ
内部。広いです。材質は羊の毛をフェルト状にしたもの。だったかな・・・
羊は衣食住すべての材料になるのでした。
昔、日本人は北方から来たという騎馬民族説を唱えた江上波夫の寄贈した資料もありました。あの説は今はどういう扱いでしょうか。
戦後、世の中が落ち着き、朝鮮半島、中国大陸へまた行けるようになると古代史ブームが起きました。仮説を立ててそれに見合う資料を集めてくる。いろんな人がいろんなことを言って賑やかな時代でした。
私は舅様から「邪馬台国はどこにあったと思うか」と聞かれ、たいそう困った記憶があります。嫁としてどう話せばいいのか、難しい話題です。
今は奈良盆地南部ということで落ち着いているようですが。。。。とまたまた長話を。
歩いて海へ行きます。
だれもいません。白砂青松、そして寄せる波。寄る年波に抗いつつ、サンダルで浜辺を歩く昔の少女。
走る水辺のまぶしさ、息もできないくらい・・・それはきっと日頃の運動不足。
砂がとても熱かった。。。。。
続いて中海に浮かぶ大根島へ行きます。
大根島は暖かくて、昔から花の栽培が盛ん、特にボタンが有名です。
由志園では温度と光の管理で、年中ボタンが見られます。
エッシャー的。涼しげ。
出雲の自然を再現したそうで、深山幽谷の趣。
滝が涼しげ。
昼は、夫の大好きなそばを。蕎麦湯がおいしかった。
続いて松江イングリッシュガーデンへ。こちらは以前ルイス・C・ティファニー庭園美術館という名前で、アールヌーヴォーの作品いろいろ展示していましたが、松江市と民間美術館の間でいろいろあって、美術館は撤退したようです。
今は無料の庭園になっています。
ポットマンのお出迎え。
バラとベンチ
ラベンダー?とベンチ。
向こうは宍道湖。日本でないみたい。
東屋から海を見る。暑いせいか誰も来ない。
海辺へ出る。向こうに民家。見慣れた日本の家。なぜかホッとする。
泳ぎたいなあ~汽水湖だからあまり浮かばないかも。
このあと自然館ゴビウスというところへ行って、帰ります。
本日、被爆証言転載していたら、リンク切れ発見。ファイルはパソコンの中にも保存しているメディアにもネット上にもどこにもない。ガックリ。
幸い写真の少ないページだったので、本見て手入力ですかね。ガックリして、まだ立ちあがれそうにありません。いつから切れていたのでしょう。当時ホームページふたつ管理していて、ファイルがごちゃ混ぜになったようです。
ホームページの転送、いちいちパスワード入れて、バイナリモードとか何とかを選択して、面倒だった。レイアウトも全部考えないといけないし。よくもあんな面倒なことしていたなと、今になったら呆れるばかり。
リンク切れ、せっかくお話してくださったのに申し訳ないことです。しかも知り合いの方だし。