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中古本三冊、一気買い

2017-09-21 | 読書

昨日、近所の梅丸でランチ。帰りにフタバ図書で本三冊買う。

フタバ図書は新刊とリサイクル本を同時に売る店で、100円均一コーナーで発掘した三冊。

昨日はカープ優勝セールで30%OFF 、カープさん、ありがとう~

今年の優勝セールはそれ用の商品を準備するよりも、割引やポイント率を上げたりで対応。去年よりずいぶん地味な印象。

でも、ついいらないもの買うよりは、こちらの方が有難いかな。

で、もう二冊読んだ。

つんく♂さんの本は、私自身の「ガンかもしれない騒動」がなければ買わなかったと思う。病気と闘う姿が壮絶。頑張ってと応援したくなった。

で、一つ引っかかるのが、実家のご商売の手伝いに、まだ婚約を公表していなかった今の奥様を手伝いに行かせているくだり。ご両親もそれとなくわかっていたとは思うし、家族を知ってもらうために考えたことだろうけど、女性の立場からすると気も遣って大変だったのではと、要らん心配もしてしまう。

結婚当初は亭主関白だったそうで、よそ様の内情にあれこれコメントするのは差し控えたいけれど、給料は払ったんでしょうね。払わないとおかしい。身内だろうと他人だろうと労働には対価を。支払ったと思いますが。

こんなこと考えたのも、西原理恵子氏の本をその前に読んだから。

彼女の主張は、女もお金が必要。女こそお金が必要。自分で働いて自由にできるお金があってこそ人は自由になれる。というもの。ダメな男と別れるためにもお金が必要。

彼女はたいそう苦労して漫画家として世に出て、アル中で暴力振るう夫を見送り、今は某美容クリニックの院長と付き合っているけれど、お金目当てではないと言い切っている。

そう言えるのも自分に稼ぎがあるから。

その西原氏の雑誌やネット上の身の上相談。語り口はわざとあけすけ。で、そこに身もふたもない真実がある。


どんな男を好きになってもいいけど、仕事だけはしっかりやれ。ねたまない、ひがまないが何よりの幸せ。そのためには自分が稼ぐ力を持つっていうのは何よりのセーフティネットになる。

50代になって残り時間がぼんやり見えてくると、一番の宝物は時間だって気が付く。

夕日がきれいで、家族がみんないて、笑っている。言うことない。あとはどうでもいい。そういう時間のために人生はある。

断れないのは優しさじゃない、弱さ。人に頼みごとをすることで人を支配する人もいます。

結婚する前の貯金は絶対旦那に教えてはいけません!何があろうと、「貯金はナイ!!!」と言いましょう。

自分の許容量を超える悲しみや憎しみとは付き合わない方がいい。…憎しみというのは憎んだ相手よりも自分を追い込んで、食い殺しに来るものだと思う。

などなど。苦労して身につけた含蓄ある言葉。年上の私も膝を打つのでした。

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