織ったものの一部を飾ってみました。
夜なので写真が悪いのですが…
小さなテーブルセンター。二年前に織りました。経糸は60/10cmの筬に20番手2本撚りを混羽でしたように思います。
同じ太さの緯糸なので柄が寸詰まり。
ネットで拾ってきた組織図で、同じ柄を三枚織り、やっと慣れてきた三枚目。柄がジグザグで段数が数えにくく、最初はよく間違えた。
難しいのは出来上がった時の達成感も大きい。誰が褒めてくれるわけでもなく、自己満足の世界ですが。
これは今年の四月頃大急ぎで。簡単な割に柄がきれいなので好きな模様です。
織りの教室で習った織り方。なかなか覚えが悪く、先生によく叱られていた涙と汗の結晶です。
高機を10台以上置いた教室って、全国的にも珍しいんじゃないでしょうか。
自治体などの肝入りで、伝統的な縞や絣の技術を保存する施設はあるでしょうが。
教室はもうありませんが、先生の並外れた情熱には今さらながら頭が下がります。
織り機だけでは機織りはできず、周辺の道具も一つ一つがとても高価。それを使わせてもらい、おしゃべりして遊ばせてもらい、友達もできて、老後の楽しみもできたし、感謝でいっぱい。
次に高校の友達に会うときに渡そうかなと、コースターを少しずつ織りました。
先日は6枚なんて…250cm掛けて9枚できました。
小さい作品は縁の始末が手間がかかります。
裏表どちらでも使えます。もう少し織るつもりです。これはお同じ踏み方を続けるので楽に織れました。
機織りなんて、とうの昔に産業革命がおき、トヨタ式自動織機からでも100年は経っている。
それなにのに糸を相手にあれこれ遊ぶ。遊び…究極の遊びですね。
歳とったら、お金かけずに時間かけて、どれだけ自分を機嫌よく遊ばせられるか。それがテーマかもしれませんね。