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オーバーショット織り、踏み方いろいろ

2017-12-07 | 機織り

先生から頂いて頑張ってたけど、どうも柄がしっくりこないので、別な柄を織ります。

経糸が同じ通し方でも、緯糸の踏み方を変えると全然違う柄になるのが面白い。

最初からそのつもりの通し方です。

黒い方はタービーは生川のコットンクィーン2本取り、色糸は以前タッセルを作るつもりだったダイソーの銀ラメ入り木綿糸。それも2本取り。

なんか、目とくちばしに見えてきもい。一度そう思うとそう見えてしまうので、いい勉強したことにして中止。

赤い方はアナンダの裂き織り用の丈夫な木綿糸、20番3本撚りくらいの太さ。やはりいい糸だと仕上がりがきれいなように思う。

好きだわ~こんな感じ。うっとり。

ドイツの木組みの家みたい。

ドイツ大好き。風景も建物もすっきり。迷いがない。街もきれい。ベルリンで、通勤時間前に車と作業員が出て、路上の落ち葉を根こそぎ掃除していた。不要なものはさっさと処分するのは国民性かもしれない。それが人間に向かっていたとき、大きな悲劇は起きた。おやおや、話がそれました。

昨夜、フランクフルトの街歩きの録画、夫と一緒に見ていて、つい「ああ、またドイツへ行きたいと思う」と言うと、相手答えて曰く「わしも(当地の男性一人称はわし。最初はびっくりした。どんなハンサムでもどんなに若くても、小学生でも)またドイツへ行きたいと思う」ですって…???

「えっ一度も行ってないじゃないの」と聞くと、または思うに掛かるんですって。

すなわち、彼の人の真意は「ああ、ドイツへ行きたいとまた思う」だそうで。

そうね。あまり歳とらないうちに今度は一緒に行きましょう。いつになるか分からないけど。

織り機の上の絵絣。明治時代、父方の曾祖母が織ったと聞いている。布団地だったけど、小さく切り刻んで手芸に使ってしまった。

家付き娘の気の強い人で、のんびりしていた祖母は泣かされていたそうな。しかし、機織りは少々気が強いくらいの方がうまく織れるようです。

曾祖母に見守られながら、遠くへ嫁に来たひ孫は頑張ります。今は農閑期。だから女は機織りをします。というか、我が家はずーーと農閑期。


友人に年末の挨拶かねてメールしたら、連絡ないのでどうしたのかと思っていたそうで。それは私も同じ。

しかしまあ、お互い変わったことなくてよかった。年内に会う約束をした。高校が一緒で、こちらの学校も一緒。この歳になると、若いころを知ってくれている人こそが、自分の故郷のような気がする。

お互い、今年の反省をして来年も頑張りたいものであります。

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