ブログ

 

少しだけクリスマス

2024-12-24 | クッキング・ランチなど
 
同居する人=夫のリクエストでアップルパイを作る。
今年の冬、三度目。切りやすいように初めから筋を入れておく。
卵液、塗り忘れ。
 
 
以前、絵付けをしていた時の大皿に載せる。
転写紙のシールで作る。緑は絵の具で。

 
こちらもシールを貼って製作。
うんうん、だいぶクリスマス気分になってきた。



自分のために人形買うなんて、うーーーん、ヤフオク雛以外では初めてかもしれない。
 
先日、糸を買った店で半額セール。安かった。
 
子供のころ、人形は自分では買わない。
人形は祖母が、よく旅行土産に買ってくれていた。
秋の農繁期が終わったら、祖父母は毎年「関東二十四輩巡り」という団体旅行へ。
二十四輩というのは、親鸞上人関東在住時の弟子たちゆかりの寺院、そこを巡るらしかった。
 
東京まではたぶん夜行列車。交通の不便な昭和30年代、関東一円を巡る大旅行で、最後は一日東京見物、その時にお土産を買っていたらしい。
 
地元ではまだ売っていなかった「だっこちゃん」、ソフトビニールで出来た「ミルク呑み人形」、それからこけし人形などなど。
 
(だっこちゃんを知っている古老も今は少なくなりましたねぇ・・・・と遠い目)
 
もう、嬉しくて嬉しくて。今、自分で何を買ってもあの時ほど嬉しくはなれそうにない。
 
その他に「これでクリスマスとお正月(のプレゼント)」と言って、近所の文具店で花柄のボールを買った貰った。それはあまり嬉しくなかった。
 
私は運動が大の苦手、外で遊ぶことをほぼしない子供でありました。家の中で絵を描いたり、今の時期だと、折り紙や綿を集めてクリスマスの飾りを作ったり。
 
ほぼ今と同じですね。人の一生は、その人らしい完成へ向けての長い旅路。
 
人形の服の生地、先日大学で貰ったのに花柄のいいのもあった気がするけど、フリマをする友達に上げた。それはそういう流れだったのでしょう。手から離れたものを悔やまない。
 
今年は何もかも省略。お餅も自分で作るのはやめた。年賀状も書かない。
後は一か所、網戸の補修かな。夫は背中が痛いのでしない。以前補修した時の道具と網の残り、夫に預けていたら失くしたそうで。
 
もうそんなものと思って、無駄に感情を乱さない。
 
石油ストーブに掛けたケトルの湯が沸いて、静かなイヴの夕方です。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あっという間に年末 | トップ | 人形に服を着せたよ~ »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名文 (島の医者になって)
2024-12-25 07:56:24
 人の一生は、その人らしい完成へ向けての長い旅路。
これも心にしみました、2回目の名文ですね!
いつか使ってやろうと二つともメモしてます。
返信する
島の医者になって様へ (frozenrose)
2024-12-25 23:15:42
過分のお言葉、恐縮です。
でも、結局は自分らしくしか生きられないと最近つくづく思います。
子供たちの個性も大切にする子育てができなくて、あまりに遅い反省をしています。
返信する

コメントを投稿