下呂温泉、湯乃島館は落ち着いたたたずまいの風格あるお宿、随所に遊び心もあり。
高山本線が開通した後、名古屋の実業家が作ったそうで、当時は日本に新名所ができたと話題になったとか。
昭和の温泉リゾート、娯楽設備いろいろ、楽しめました。
最上階の洋風建築と足湯、テラスは見損ねました。残念です。
こちらなどをご覧ください。
https://hakudakuyu-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03
濃飛バス、高山発15:05の下呂温泉行に乗ります。
ローカル路線バスの旅、飛騨川沿いの小さな集落に停まりながら1時間半かけて下呂温泉まで。
乗客は地元の人ばかり、観光客は私達だけでした。
お迎えをお願いしてワゴン車で宿まで。
館内探訪。3階展望室。
飛騨川と温泉街
家族風呂の廊下。
左に広い脱衣室がついた四室あり。タイルがレトロ。
山の斜面に沿って建物いろいろ
9階まで上がると山の斜面の遊歩道へ出られます。あとは坂道を下って玄関まで。
深い木立の中をゆるゆると。
戻りました。
フロント横のロビー。この付近も登録有形文化財らしい。
創業当時は畳敷きだったのかも。
奥の喫茶コーナー。新聞雑誌、コーヒーのセルフサービスなど。
向こうの★印が私たちの泊まった部屋です。二階ですが、庭下駄で外へ出て散策できます。
親戚の家みたいでくつろげます。
廊下。こちらも登録有形文化財だそうで、地形に沿って建築してこんな形になったのでしょうか。
エレベーター横の展示
おなじく。
部屋に戻ります。先ほどの喫茶室が見えています。
食事は18:30に部屋に持ってきてもらいました。全部は写真撮ってません。
前菜など
朴葉寿司。焙烙にのせて保温している。
飛騨牛の小さなカツを芯にしています。
飛騨牛のしゃぶしゃぶや焼き物、アユの塩焼きなどもあって
酢のものとか、中休みのシャーベットとか。このあとデザートまでおいしくいただきました。
どれも少しずつですが、終わってみればお腹いっぱい。
このお部屋も昭和六年建築。細部は手直ししているはずですが、あくまでも古き良きたたずまい。
夏用建具
フラシュなしで。ヨシの茂みに隠れているみたい。
展望室からの夜景。手筒花火大会があったようで、花火も見えました。
広すぎて迷います。全部は回りきれません。回ると特典があります。
器各種
器各種
翌朝
朝食の前に、玄関から出て庭に出ます。
下から見上げます。
庭はかなりの勾配、下駄で歩きにくいけど頑張って部屋の外まで登ります。
連れ合いは起きたようで、荷物の整理しています。
朝ごはんは眺めのいい8階大広間でいただいて、10時に宿から駅まで送っていただきました。
只今高山本線は先日の土砂災害で一部不通、名古屋までJR代替バスで二時間半、バスは中国、韓国の観光客の人たちもいて満席でした。
いつかまた行ってみたい湯乃島館~♪
サービスも過不足なく、お料理もおいしく、何よりもリーズナブル。部屋もいろいろなタイプがあり、平日限定のお得プランもあるようなので、皆様もよかったらどうぞ。
広いお宿で、他の人とほとんど出会いません。団体ツアーもこの日はいませんでした。
静かで涼しくてよかったあ~