きょうから織り機での作業です。
緒巻を織り機に取り付け、綜絖に通します。
色が二色で、通していて楽です。飽きないと言うか。何百本もの同色の糸なら、間違えやすいし、飽きるし。
月末くらいまでには織りあげる予定ですが。
今回、友達の織り機はよそへ行くことになりましたが、夫には言ってない。言ってないから、ヨーロッパへ行くことになってます。
これを応用すれば、数か月後
「やっぱりどうしても織り機引き取ってほしいって」
「狭くなるのでダメ」
「じゃ、今の訪問着、派手になったので新しいの買うからね」
「織り機は邪魔になるけど、着物一枚ならいいよ」
となるはず。
こうして、私は次々と欲しいものを手に入れ、好きなころへ旅行するのでありました。
というのは妄想。
同じ手口を何回も繰り返すうちに、さすがにおかしいと気が付かれるはず。
元々、我が家に引き取らなければならない織り機なんてないのに、いわば架空の織り機で自分の要求を通す。
これって詐欺みたいなもの。話としては面白いけど、そこまですると楽しくない。
それに、この話を考えるうちに、私が本当に欲しいものって何だろうってつい考えてしまった。
一番大切なのは、自由に使える時間。次に家族と楽しく過ごす時間。そのための健康。それ以外は特に欲しいものはない。ということに気が付いた。
今日は、夫が会合に出かける前にオシメ替えしてもらい、そのあと私がご飯食べさせようとしたら、欲しくないと言う。二時間してまた行ったら、食べたくないのか寝たふりして起きない。起きたくないのに無理に起こさない。
95歳、あとどれだけこんなことが続くのかなあと思った。私も長生きして似たことするのかしら。
昨日は友達から電話。次の旅行の相談。月末にも出かける予定があるので、それまでに機織りを仕上げる予定。