ずっと長い間、ゆっくりと故郷の田んぼ道を歩きたいと思っていました。実家付近はすっかり都市化して住宅街に。昨日は思いがけずに懐かしい眺めに出会い、癒されました。
高速インターのバス降り場から歩いて行くと、こんな家が見えました。
土壁の二階建て、隣は納屋に車庫。子供の頃の実家に似ています。
二階は風通し悪く暑いです。我が家は物置として利用していました。
別の家を私が20歳のころ建てて、古い家は家全体を物置にしていましたが、22年前、道路などが通ってすべて取り壊し、別の町内へ移転し、今は記憶の中にしかない家。
その家を思い出しました。後ろは高速高松道。
見えてきました。あの漆喰壁のお宅のようです。国の登録有形文化財です。
東側から。クスノキが目印。きょうは見学者、友の会などたくさんの人が来ています。
家は何棟かあります。こちらが新しい方で、庭木なども。
橙?
わが実家にもありました。
続いてバスと電車で、藩主の菩提寺に行きます。高松は生駒家から松平家へ。初代頼重は水戸出身、光圀の兄で幕末に至るまで水戸徳川家との関係の深い家柄でした。
涅槃像を室外から写す。室内は撮影禁止です。
遠足で見学した時は、釈迦の弟子たち、動物が嘆き悲しむ迫力が怖かったです。
よくできた彫刻です。
京都の清凉寺の釈迦像と併せて、嵯峨の立釈迦、讃岐の寝釈迦と呼ばれるそうです。
門前の通り、ケーキ屋さんで一休み。
ちょっと早いけど、駅前、めりけん屋でセルフうどんを食べて、同行者と解散。
右の練り製品はエビが入ってます。昔はご馳走でした。
代金330円くらいだった。感動の安さ。
物価は安く、眺めは広々、日当たり良好、讃岐路の旅でした。
そうそう、きのうの最後によかったこと。
帰る前に駅から友達♂に電話して、またまたミニ同窓会の相談。次は京都の友達♂にも来てもらうことにした。6月に来られなかったので。
もちろん女子も呼びます。来年かなあ~、楽しみです。
もういつ何があるか分からない年齢なので、したいことして会いたい人にも会いたいというと、激しく同意してくれた。
夫は話が次々進まない人なので、先回りして説明する私。その癖が昨日は出て何度か話遮る場面も。失礼しました。
これでまた来年まで楽しく生きて行けそうです。
ねぇ、愚痴を言っても自分も楽しくなく、周りに害毒まき散らすでしょ。
友達と楽しく話すのはお金かからず、気分も晴れ晴れ。家族はもちろんだけど、友達大切にしないとね。人を大切にしてこそ、人に信頼され、いい関係が結べるって教えてあげようかしら。