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6/14 タラゴナを経由してバルセロナへ

2016-07-05 | 炎熱のスペインを行く

えーーー、スペイン旅行記、まだまだ終わりそうもありません。

その間にも毎日の暮らしは続くわけで、最近のイベントと言えば孫二人を三日半預かったことかな。

大変だけど、しみじみと楽しい時間でした。僅かの期間でも子供は成長著しく、特に下の子は言葉がよく出るようになり、連れに来たお嫁ちゃんがびっくりしていました。

何はともあれ、無事に二人を親に返してほっとしました。

三歳になったばかりの下の子は、二つのベッドの二つのマットレスの間に片足突っ込んで、「**くん、足、一本ないよ」と私に。「あら?」と言うと、笑いながら「あったー」という遊びを繰り返していました。というか、私は遊んでもらっていたのかも。

絵を描いて、字を書いて、折り紙して、プラレールして、リカちゃん人形で遊んで、黄金山の上に望遠鏡持って行って遠くを見たり、いっぱい遊んでもらいました。

願わくばもう10歳若ければ、よかったのだけど、人生で孫に出会えたのだからよかったことにしよう。


きょうは器の絵付けのお稽古でした。六月休んだので皆さんとは久しぶり。暑い一日だったけど、頑張りました。

昨夜は暑さのせいか寝つけず、寝たのは五時前、寝不足だったけど、車運転して、なんとか先生のアトリエまで行けました。やれやれです。


それではスペイン旅行、6/14の後半です。

午前中、バレンシアの見学と買い物、バレンシアで食事して、19:30にバルセロナのホテルに着けるよう、バスは高速をひた走ります。

今回は大型バスに11人、てんでバラバラに座り、添乗員さんが人数確認に手間取っていました。ある方の発案で、何日かたった朝、みんなで前にぎっしり詰めて座って驚かすといういたずらをしました。

これもなかなか楽しいことでした。

高速降りて、タラゴナに向かいます。タラゴナはバルセロナ南方100キロにある、地中海に面したリゾート地です。

街の歴史は古く、ローマ時代、属州タラコネンシスの首都タラコが置かれたところで、今も遺跡が多く残っているそうです。

バスの中から。海が見えてきました。

大きいホテル近くで下車、テラスがあってすぐに海が見えます。

ローマ時代、前1~2世紀に造られた円形競技場。修復中でした。見学は有料。時間ないのでパス。

テラスの先まで行くと駅が見えます。あちらバレンシア方面、バルセロナは左方向です。

ローマ人も見た、海と空の青。これからも変わらない色。

ブーゲンビリアが美しい。


 

タラゴナを出て、またSAで休憩です。

駐車場は屋根つき。屋根ないと、とんでもないことになりそう。

飲むヨーグルトを飲む。カフェは道路をまたいでいる。先日の記事でタラゴナの前のSAと勘違い。正しくはこちらで。雑誌買ったのもこちら。お菓子などは買わない。高いので。バルセロナでもホテル近くにスーパーがあるらしいので、細かな買い物はそちらで。

高いと言えば、バルセロナのサグラダ・ファミリア至近の各旅行社指定の土産物屋さんも高かった。トイレお借りして、涼しいところで休憩するので、それを考えると文句言うのもおかしいのですが、私は店の外へ出て写真撮ってました。

欲しいものがない、買うものがないというのもつまらないなと思いつつ。

バルセロナに近付くと、明日午後から行く、モンセラット修道院のある山が見えてきました。

一度見たら忘れられない、奇怪な形をしています。こういう場所に人はつい宗教施設を造りますよね。

特に西洋では山には魔物が住み、人はそれと戦い征服しなければならないという考えがあるし、そうでなくても特異な形の山には霊性を感じるのかもしれませんね。

八栗の五剣山と同じ・・・同郷だと分かった人に話したら???の反応でした。狭い県でもその中でまた各ローカルに分かれているのでした。


 

バルセロナに着きました。きょうはホテルではなく、市内のレストランでタパス料理(おつまみ)の夕食です。

大皿で出てくるので、各自、自分の皿に取ります。

パンにトマトソースのかかったもの。香辛料が効いて美味しい。

定番、生ハム。当然、おいしい。

ポテトサラダ、オリーブ入り。冷たくてオリーブの塩味がおいしかった。

パスタパエリア。生クリームだったか、クリームチーズだったか…混ぜていただきます。

濃厚なだしがとてもおいしい。実は帰国以来、何度も真似して作りました。他の麺類と違って手順簡単、鍋一つでできる手軽さ。時間はパスタのゆで時間だけあればいいので、昼ごはんに最適。

んーーー何だったかな。ソーセージだったかも。

コロッケ。

イカのフライ。

どれもどれも、お酒にとっても合う。赤ワインはちょっと高めの4ユーロ、バレンシアでは2ユーロだった。

女性6人はとっても仲良しになり、住所を交換。何度もツアーに参加したけど、全員が仲良くなったのは初めて。特に、一人の私には皆さんがとっても気を遣ってくださって感謝でいっぱい。皆さん、ありがとうございました。

この店で、新婚旅行の日本人ツアーに遭遇。何で新婚さんってわかったかって?

若い男女が同数、全員押し黙って食事している。などから。

兼ねて話には聞いていたけど、新婚旅行の団体ツアーは初見。失礼になるので、見ないようにして、中高年のグループは大いに盛り上がったのでした。


ホテルはバルセロナ市内のけっこう賑やかな場所。翌朝、朝食前に散歩しました。

広い通りに出るとGSが。googleのストリートビューとおんなじです。停まってる車は違うけど。

向こうへ行くと地下鉄駅があります。

ホテル前の通り。街路樹はムクノキ。日本のより葉が大きかった。スペインでは何よりも日陰大切。

もう開いているカフェ。サンドイッチの持ち帰りもできる。

寿司屋

ホテルまで戻りました。CATALONIA BARCELONA 505、四つ星です。ツアーの場合、ポーターサービスの関係で低層階の部屋が多く、助かりました。エレベーター待つのがめんどくさいので、私はたいてい階段使います。

6/15 きょうはいよいよバルセロナ市内の観光です。バルセロナは都会でパリに似ているなと思いました。パリから来るとスペインに見えて、スペイン南部から来るとパリに見えるそうです。

ツアーは南から来たので、パリに見えました。でも、パリとはちょっと違うかな。どこがと言われれば困るけど、ちょっとローカル色があるように感じた。大きな店がないとか、通りがそう広くないとか、そんなことです。

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6/14 バレンシアの楽しい買い物

2016-07-03 | 炎熱のスペインを行く

前夜のホテル、床が全部ビニールタイルで、壁も天井も真っ白で殺風景、なんか落ち着かなかった。壁に各国語で歓迎の言葉が。うーむ、微妙。

泊まったのはMAS CAMARENAというJTB的にはAグレード。広いのはよかったです。ドアの前が広く、そこにスーツケース二つ、余裕で広げられそう。長くて疲れる旅、ストレスはなるだけない方がいいですもんね。

スーツケースは毎日毎日、きちんと整理しようとすると疲れる元。最後に一気に。毎日はババッと詰め込み、蓋が出来れば良し。

そしてものの位置をあれこれ替えないこと。最近とみに記憶力が減退、多くのものを管理するのもストレス。そのためにはどうでもいいものは持って行かない。

今回よかったもの。

ポカリスェットの粉末。夜、喉が渇いてジュースが欲しくなった時水に溶かして飲んだら、おいしく飲めた。 

黒砂糖。元気が出る。固形タイプをお菓子代わりに。

失敗したもの。

梅干しの容器。梅干しは大量に持参。一日五個くらい食べて元気が出たけれど、毎日持ち歩く小分け用の密閉容器が密閉でなく、汁がこぼれた。

結局、過酷な暑さのスペインを旅するには、水、塩分、電解質、すぐ吸収する糖分は決して切らさないように。

私は最近とみに軟弱になったので心配でしたが、初めはきつくてもスペインの暑さに体が慣れ、最後はそう暑く感じませんでした。

これから旅行される方の参考になれば幸いです。


朝、9:00ホテル発。バレンシアの旧市街に向かいます。

今日もいいお天気。

着きました。旧市街入口、セラーノスの塔の前で。

バッグの紐を短くするのは、かがんだ時、バッグが前に振れるのを防ぐため。と体の中心に近いほど重さを感じないから。つまり、位置のエネルギーをなるだけ小さくするためです。

こんな変な恰好している人を見つけたら、それは私です。暖かく見守ってください。

通り過ぎて振り返る。大きな門です。

旧市内の見どころは全て徒歩圏内にあるそうで、ガイドさんに連れられて歩いていくと、

カテドラルの端、八角形のミゲルの塔が見えてきました。

カテドラル前広場。ネプチューンの像と噴水があります。

小さくて瀟洒な建物。教会です。

バレンシアの守護聖人、聖母デサンパラドス教会堂です。

教会に少し入ってみます。

天井のフレスコ画が見事です。

バレンシアのカテドラルはモスクの建物のあとに13世紀以後に建てられたそうです。

天井近くの明かりとりで、軽快な感じになっています。

続いて隣のロンハへ行きます。こちらは宗教施設ではなく、15世紀に建てられた絹織物の商品取引をしていたホールです。

その隣は銀行の建物でした。外は中庭になっていて、オレンジの木が植わっています。

木陰と水がこんなに人の心を落ち着かせるとは、スペインに来るまで気が付きませんでした。

続いて通りの中の店へ案内されました。

これは夏の間だけの飲み物、オルチャータ(添乗員さんはオルティーリアと言っていたけど)。カヤツリグサの仲間のCHUFAという植物の根から作るジュースです。

とてもおいしかったです。穀物の味に、ミルクのような味、自然な甘みに、複雑なコクが混ざり合い、飲むと熱さに弱った体が元気になりそうです。大きなサイズで200cc、2ユーロだったと思います。

日本でもデパートのスペインフェアなどで飲めないでしょうか。また飲みたい。

短い通りを抜けて・・・

スペイン国内最大規模の市場、メルカードへ来ました。

いつもは中と外の写真撮って終わりですが、ラ・ロンハが人が少なくてすぐ終わったので、30分くらい買い物ができることになりました。

中は広くて店がいっぱい。観光客もいます。

楽しいですねぇ~地元商店は一番その国の暮らしのわかる場所。

生絞りのバレンシアオレンジのジュースが1ユーロ、飲まなかった。残念。

こちら卵の専門店。卵だけでたくさんの種類が。

生ハムの試食が終わって、こちらカラスミ。

生ハム各種。どれも大変安い。

こちらは豊富なワイン。

こちら外側。右側小物やさんで(1€でかわいい陶器など売っていた。買わずに残念!!)切手ないかと聞いた後、また中へ戻る。

ズッキーニとキュウリなど。

大根は世界の合言葉?黒いのは土付き?

さっきの生ハムやさんで、いろいろ買い物。チーズもおいしかった。

別の生ハム屋さん。豚モモの生ハムは進物にもするとのこと。塩味効いているので常温保存、3か月で食べきるそうです。

切り方一つで味も変わるそうなので、それ専用のナイフもあるはず。日本人が刺身包丁にこだわるようなものだと思う。

楽しい市場の買い物も終わり、昼御飯です。

バス降りて歩いて移動だったかな、多分。ヨーロッパ的街並み。空はあくまでも青く。

パスタ入りスープ

魚のフライにソース掛けたのやら

アイスクリーム。

毎日真面目に食べてたら1キロ太ったけど、孫の世話で元に戻りました。ありがたいことです。

続いて260キロ北のタラゴナまで。これは途中のSAのカフェテリアから。

このSAは上り下りの施設が一体化、道路の上を建物がまたいでいる。施設は共有なので、階段下には勘違いしないよう、バルセロナとバレンシアの大きな表示が。

近辺の地図

SAのジャカランダの花。暑さに強い花らしい。藤色が涼しげ。 

ここでは飲むヨーグルト飲んだんだった。1.8ユーロ。息子に車の雑誌、自分はインテリアの雑誌も買った。

パエリアもあるみたいです。

お稽古ごとの皆さんへのお土産は、スペインの人が普通に使っているものがいいと思い、全国展開のスーパーMERCADONAで調達。

サフラン粉末、バルサミコなどは日本で買うよりうんと安かったけど、バルサミコは瓶入りで重いので断念。ワインも1本だけ。それでも私のスーツケースがいちばん重かった。何しろ一人参加なので。ああ、いつかは夫とヨーロッパへ行きたいもの。あまり歳とらないうちに。

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