
ひろさちやさんは好きな作家というか仏教学者です。
親鸞て今まであまり認識が弱かったのですが、五木寛之の小説 親鸞を読んで
すごい人生を送ってきてたんだと布教に命をかけてきた、生活そのものが仏教を
実践してきた・・ すごいな・・と云うのが実感です。
自分は浄土宗なので門徒ではないのですがすごく親鸞の教えがすっと入ってきます。
この本はとてもわかりやすく親鸞について書いてありました。
おまかせする。
すべてをほとけさまにおまかせする
著者抜粋
日本の国家はわたしたちを洗脳させてるのです。
「この世の中は、弱肉強食なんだ。それが自然の法則なんだ。
それが自然の競争原理なんだ。
勝ったものが幸せになる権利がある、負けたものにはその権利はない。
・・・・・おまえは負けたんだからしょうがないじゃないか」これが競争の原理です
つまり私たちは一部の人間だけが幸せになって、一部の人間は不幸になっても
仕方ないと理解してます。
それは愚かな世界観だと思います。
この宇宙というものの根底には
あらゆる生き物、衆生が幸せになってほしいという願いがある。
・・・・その願いが仏と名つけてるのです・・・抜粋
自分もよくよく考えたら10年前までは競争競争という考えでいてました
病気を患ってからは考えが180度変わったように思います。
この願いというのがすんなり自分に入ってくるような感じがします。
しかしながらこの格差社会はどうしようもないところまできているのでは
TPP締結でより格差がひろがるでしょう・・・
ところで弱肉強食という言葉
いつも人間社会の競争にたとえていってますが、語源は大間違いそんな言葉を使う
やつはアホ、生物学的用語です、シマウマ←ライオン 虫←かえる いか←マグロ
このことが弱肉強食であって、経済用語で使うのはバカ、でもちまたではこの言葉が
使われてます、馬鹿ばかりとしか思えませんなんて下品な言葉なんだろうか。
たまたま娘が大学のゼミで食文化の研究をしてるのですが
少し、今回のTPP締結による、日本の食文化の変化と日本の食文化の格差に
ついて考えてみたいと思ってます。
さあて今から千葉へ帰ります、今日は仕事は早くきりあげました。
社内負け組の自分はさっさと帰ります(笑)
雪がふりそうです。