My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

橋ものがたり 藤沢周平を再読

2025-01-04 09:40:12 | 2025年本

藤沢周平の本は繰り返しこれからも読んでいく本だと思う、あと繰り返し

読む本としては山本周五郎の本、池波正太郎の鬼平犯科帳、これは老後の

楽しみとしても読んでいくだろうと思う。

藤沢周平のいろんなジャンルの中のこの橋ものがたりは、いわゆる人情本

市井の江戸の庶民の生活の中のものがたり。

短編集ですが、すべての物語の舞台は橋が舞台になっている、橋から始まり

橋で終わるという物語。

幼馴染のお蝶が、仕事場に幸助を訪ねてきた、奉公に出るからもう会えない

と、別れを告げるために、「5年たったら二人でまた会おう」

「橋の上でまた会うことにしよう」年季を明けた今、幸助は萬年橋でお蝶を

待つがなかなかやってこない・・二つ半をすぎたころにやってくるが・・

お蝶には5年で変わった事情が・・・(約束)

様々な人間が毎日行きかう江戸の橋を舞台に演じられる、出会いと別れ。

市井の男女の喜怒哀楽の表情をみずみずしく描いた本

また読み直してみようと思う

できれば本の季節はどちらかというと梅雨時がいいように思うので

そのころ再度読んでみようと思う。
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人生に、上も下も勝ち負けもありません 野村総一郎を読む

2025-01-04 08:29:47 | 2025年本


焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」というタイトルでAmazonで

ぽちっと・・・

老子の本は何冊か読んだことがあります、老子の自然のまま川のながれの

まま自然体に生きるという基本の考えが好きで、孔子のような方式ばった

感じよりも自分にはあってると思える。

著者は精神科医 読売新聞「人生案内」回答者を17年務めた医師が

「生きるのが楽になる」老子の教えを伝授「強いよりも弱く」世の中は

相対的。評価も価値もすぐに変わる。

「自分が今いる場所に幸せの種をみつける」こう説いたのが老子

・・・・・・・

終わりが見えずに苦しくなったら・・傘の思考 この雨だっていつかはやむさ

意識的に休む練習「疲れているから休む」ではなく「休むと決めてるから休む」です。

日々仕事で忙しくしてる人なら、たとえば「毎週日曜日は家から絶対でないで、だらだらする」を試してみる。

「後れをとっている」と焦ったら・・・ハンモックの思考

「何かしなきゃ」と焦るより、覚悟を決めて「何もしない」

老子の言葉

常に「足る」を知り、それ以上の名誉、お金、地位を求めなければ、

辱めを受けることはなくなる。

「ほど良いレベル」というものを知り、それ以上を望まなければ

いろいろな危険性もなくなる。

・・・・

自然界にはそもそも「このようにすべき」という意図はない。

それでいて自然のすべてには細大漏らさず

「なるようにしかならぬという」法則が張り巡らされている。

そんな風に「自然に任せて生きる」ことで十分ではないか。


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