東野圭吾の透明な螺旋を読む、年末大垣書店で年末年始に読む本として買った
本の一冊
ものがたりは、エピローグがすべてのキーを握っている、これがすべてと
いってもよい、本の表紙の絵もこれがキーになっている。
南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。
同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。
捜査にあたった、草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に
行きつく。
草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで
父母と生活を送っていた、それも母の介護をしていた。
ものがたりは意外な方向へ進む、湯川の書いた物理学の書と松永という
女性の絵本作家との関連、銀座のママの秀美と同居人の女との関係
複雑に絡み合って、一気に読んだ、面白い・・・・