My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

秋読 日本の黒い霧上 松本清張

2015-11-16 18:31:26 | 2015年本


以前から読もうと思いつつこの年にまでなった。

最初に読もうと思ったのは20代のころだった・・

戦後日本で起きた怪事件の数々を推理を働かせ書いている。

この上の巻はGHQの占領時代の事件

下山国鉄総裁謀殺論、最後まで事件の真実があきらかにならなかった、自殺か他殺か?

当時国労との労働闘争最中で暴動が起こるかという勢いの中、大幅な人員削減をおこなうと断言した下山総裁

しかしながら、うしろにはGHQのいうがままに動いてるのが事実。

そして常磐線の線路に機関車にひかれて死亡・・

ひかれて死んだのではなく、殺されてひかれたように見せる仕組み

その事件にもうしろではGHQの特殊工作隊が暗躍していた。

もく星号遭難事件・・

二大疑獄事件

白鳥事件・・・この事件も決論がでず。

そして革命を売る男 伊藤律

日本共産党の戦中の特高のスパイでソ連のスパイ、ゾルゲ事件にも関与している。

この本がでたのが1974年、伊藤律はもう北京で拘束されて、腎不全もやんでたからもう死んでるだろうとしているが

1980年伊藤律は帰国している。

戦後占領下での共産党の混乱期がよくわからないが。結構複雑なんだなと。

下巻を続いてよまなければ

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