乗合船 慶次郎縁側日記 北原亜以子を読む

以前から少しずつたまによんでいた　慶次郎縁側日記

最終巻の乗合船　１２巻目

根岸の酒問屋に寮番の身で隠居する森口慶次郎のもとには今日もいろいろな事件が持ち込まれる。

かって仏と呼ばれた腕利き定町廻り同心は、最愛の娘を不幸な事件で亡くした傷を心に隠し。

今日も江戸の市井の人々の苦しみに耳を傾け

解決のみちすじをさりげなく示すのだった・・

そんな慶次郎のもとに婿養子の晃の助が急襲されたとの一報が届く・・・

短編連作で少しずつ読めるのが夜によむのにちょうどいい。