自分が大学生のころから20代半ばまで一世風靡セピアした、片岡義男の角川文庫の赤い表紙の小説
読んだ読んだ・・・かっこいい世界 車はステーションワゴン クーペー バイク 国道を走る ドライブイン 彼女と海と・・
片岡義男の独特なカッコいい世界にあこがれたもんだ・・当時はバイト代ためてかった中古車で夜に日本海まで走ったりして、なんかそんな世界にあこがれていたもんだ・・・・
この本の構成は面白い 主人公は若手の小説家が短編小説を考える中で
3人の女性に会いに親から譲り受けた古いベンツで東京から
尾道 呉 広島と3人の彼女に会いにいく、呉であったルナは東京で喫茶店の跡継ぎオーナーを探してるママに紹介するのに東京まで連れて帰る・・・
自分のことを小説化していく過程を描いている少し変わった構成になっているのがおもしろい。
スローなブギにしてくれの浅野温子はよかったなあ・・・