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金曜日の夜、仕事を終わってから一目散に恵比寿へ
東京都写真美術館へ・・恵比寿ガーデンプレスあたりはライトップ、雨の中・・
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ユージン・スミスの事を知ったのは30代の時に
ロバート・キャパ賞写真展を見に行ったときに、このあまりにも有名な作品
楽園への歩み(ニューヨーク郊外)
ユージンスミスがアメリカ海軍の従軍報道カメラマンから帰国して
傷ついた心で子供たちと安らぎの日々を写真をとった、これに見えるのが自分は平和と希望と子供たちの未来を守ると
いうメッセージを受けた。
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美術館へのアプローチの7ところには大きな写真が
ロバートキャパ ノルマンディー上陸の写真
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作品には釘付けになった・・
作品の構成は 1初期作品 2太平洋戦争
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写真集から
サイパン島での瀕死の赤ちゃんを取り上げる兵士・・
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サイパンで洞窟からでてきた親子
そして沖縄の作品が・・・
なにもいわないでいい、写真から何が正しいかは伝わってくるし、理解できる普通の精神を持てば・・
言葉はいらない・・写真が話しかける。
戦争の写真はもっと取り上げないといけない、テレビでも悲惨な姿をださないといけない。
この写真などを見れば勇ましく戦うのだと安倍のアホを支持するあほどもに見せないといけない。
話それます・・大竹まことゴールデンラジオでいつも冒頭のニュースのところで北朝鮮やシリアのこととか
がでると、いや・・そんなに北朝鮮を攻撃したらいいとかいうけれど・・北朝鮮にも貧しくても生きてる人々がいるんだから
その人たちはなんの罪もないしとよく言われます、大竹さんのいう通りだといつも思う、戦争の犠牲になるのはいつもその国を
支配してる支配者権力者ではなく、ふつうの庶民が犠牲になるというのが戦争の真実だと思います。
何故戦争をするのか支配者権力者 経済的支配者が自らの利益 権益を守るために戦争をする その為に支配されてる国民は
支配者の代わりに殺し合いをお互いする、支配されてる虐げられてる者同士が殺し合いをするのが戦争です、それが本質だと思います。
3カントリー ドクター 4イギリス
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ウェールズの炭鉱の村・・ どことなく土門拳の筑豊の子供たちをほうふつとさせる・・
5スペインの村 6助産婦モード 7化学の降臨 8季節農場労働
9慈悲の人 シュバイツァー博士
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10ピッツバーグ 11ロフトの暮らし・・・これには交友していたJAZZメンも、セロニアス・モンクのピアノを弾いてる姿も・・
12日立(日本の日立の城下町1961-1962年 ちょうど自分が生まれたころ)
13水俣・・・
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最後に水俣の写真が展示・・
スミスの真実を伝える精神があふれている写真
水俣病について小学校の時に習った、小学生の時にそれをきっかけに公害について興味があり調べたのを思い出した。
そして水俣病のテレビを見て、なんと公害はおそろしいものだと・・人間がこうも公害でひどくなるのか・・
こどもこころに、怒りのような感情がありました、ゆるせない気持ちでした、自分と同じような子供がこんなひどい目にあってる
と思うと怒りでした。
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今、考えれば自分はこのころと変わらないのかもしれません。
スミスの写真は貧しい人たちや、虐げられた人たちに寄り添って暖かい心でいてたんだというのがよくわかります。
そして写真で伝わることがある、ほんとに伝わる、二度とこんな悲惨なことはしないと・・
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戦争はなんでするんだ?
もちろん金儲けさ!!これが真実だよ
その為に人殺しをする道具を消費して作ってもうけるのさ・・
そうだよ ジョンの命日だったよ
この日にスミスの写真を見る来るなんてなんて偶然なんだ