予想していた通り、コロナの蔓延は全国に飛び火して、宮城も最多感染者数を記録する日も出てきているが、予想に反したのは為政者たちの危機意識の低さであり、官邸もクビチョウさんたちもいまだ「帰省の自粛」程度をアナウンスするだけで、外出、移動については、せいぜい「蜜を避けて慎重に」といった物言いにとどまっており、医師会などの切迫感とは雲泥の差である。
宮城県は、初売りや初詣への高齢者のお出かけは「慎重に判断」、東京や大阪などの感染拡大地域への往来は「慎重に」と訳の分からないことを言っており、発熱や体調の悪い方の外出を控えろと当たり前のことを言っている。感染拡大の要因は、無症状の若い世代の移動の制限であるはずなのに、まるで元気な感染者はどんどん街に出ていいんだよというメッセージに聞こえてくるし、感染拡大とされるもう一つの要因の会食を奨励するGOTOイートのストップもかけていない。
指揮官たちが全国的にこんな調子なので、しばらくは折れ線グラフが右肩上がり・急こう配を描くものと予想されるので、自己防衛に努めて、「首都圏を含めた県外の移動」、「立ち食いそばを含めて外食自粛」、「県内の公共交通機関だけは、空いてる時間にちょちょっと利用」「おでかけは買い物と近隣の山野程度」と、個人的に緊急事態宣言を発令し、行動変容に出ようと思っている。
早めに雪に閉ざされ、沿岸も年末は凍結道が予想されるので、潮風トレイルロードの県内コース踏破計画もも、早春のマンサクたち咲きだす2月下旬から3月ころにいさぎよく変更しよう。(ただし、その時のニホンがどうなっているのか不明だが)
「コロナ収束後?」の2021年度以降の山岳生活については、かねてより
① クルマがないのでバスなど公共交通機関で行けて
② 撮影用具とキャンプ用品を担ぐ都合、バス停からそんなに歩かないでたどり着くキャンプ場があって
③ 歩いて30分以内にいで湯があって
④ ベースとなるキャンプ場から、あちこち歩いて行ける山があって
⑤ 星空撮影も可能な、暗く静かなキャンプサイトであって
⑥ 交通費も、キャンプ料金も、日帰り温泉代もリーズナブルで
⑦ キャンプ場に代わる無人小屋や湯治場も一応選択肢に入れて・・・
という条件から適当な山岳ポイントを選択しようと決めていたが、この年末年始は、STAYHOMEでそのような候補地の選定にいそしもう。
まずは、昭文社の最新版「山と高原地図」をダウンロードして、地図の中からバスストップ、テントマーク、温泉マークが重なり合う地点をピックアップして、その中からネット情報で上の条件に適う「快適」な登山基地を選んでみよう。
とりあえず、近隣東北から9つの登山基地を選定した。大好きな「鳥海山」、「朝日連峰」、「飯豊連峰」、「早池峰山」、「尾瀬」にそのような適当な基地を選び出せないのは残念だが、あくまでいで湯とキャンプのコラボという1週間過ごしても快適な登山基地なのであって、飯豊・朝日は縦走候補地に、鳥海は山小屋泊まりで、早池峰は汗臭さを我慢してキャンプ、というふうに何かを我慢しながら再訪しよう。
健康年齢で歩ける日はあと10年もないかもしれないので、早めにリストをそろえて「順次」行ってみよう。
明日から、「関東・上信越」、「日本アルプス」、「北海道」と選定を広げていこうか。
① 岩木山
桜林公園キャンプ場 百沢温泉(徒歩20分)⇔ 弘前駅~岩木山神社前・弘南バス40分
② 八甲田山
酸ヶ湯温泉キャンプ場 酸ヶ湯温泉(徒歩5分)⇔青森駅~酸ヶ湯温泉・JRバス1時間10分
③ 八幡平
- 後生掛大沼キャンプ場 後生掛温泉(徒歩20分)⇔ 田沢湖駅~大沼温泉・羽後交通2時間
- 松川キャンプ場 松川温泉(徒歩20分)⇔ 盛岡駅~松川温泉・岩手県北バス2時間
④ 岩手山
焼走キャンプ場 焼走温泉(徒歩10分)⇔ 花輪線大更駅からタクシー代3000円がやや難点
⑤ 乳頭山・秋田駒
休暇村乳頭キャンプ場 乳頭温泉郷(徒歩30分以内)⇔ 田沢湖駅~乳頭温泉郷休暇村・羽後交通50分
⑥ 焼石連峰・夏油三山
元湯夏油自炊部 夏油温泉内 ⇔ 北上駅から無料送迎バス1時間
⑦ 栗駒山
須川湖キャンプ場 須川温泉(徒歩20分)⇔ 一ノ関駅~須川温泉・岩手県交通1時間35分
⑧ 月山・湯殿山
志津野営場 月山志津温泉(徒歩20分)⇔ 仙台~酒田行高速バス西川バスストップ ~志津・西川町営バス30分
⑨ 西吾妻山・西大顛
早稲沢浜キャンプ場 早稲沢温泉(徒歩10分)⇔ 猪苗代駅~早稲沢・磐梯東都バス45分
立山雷鳥沢キャンプ場 立山連峰ロッジの湯まで歩いて10分
空いていれば快適なキャンプ場で3日目から無料だった。
男体山を正面に見る日光湯元のキャンプ場 歩いて20分以内に湯元温泉多数
快適なウッドデッキの栗駒山須川湖キャンプ場 栗駒山荘温泉割引券がもらえた。