かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

思い出せない登山コース

2020-12-24 15:36:20 | 日記

その「山と渓谷2021年1月号」の付録としてついていた「日本百名山ルートマップ」にこの50年の間に登ったルートに緑色蛍光ペンを入れ始めたが、登ったコースが思い出せない山域が出てきた。山頂に行きつく一般コースが複数ある山。

例えば、北海道の後方羊蹄山(しりべしやま)。俱知安コースだったか、真狩コースかどうしても思い出せない。90年代.後半に職場の仲間とレンタカーを飛ばして登山口に行ってバタバタと山頂ピストン往復をしてきたこと思い出すのだが、地図で見るとどちらもただひたすらの登りであり、なんの記憶を呼び起こすようなポイントがないもんだから、どちらか断定できなくなった。

 

谷川岳にいたっては、「オキの耳」と「トマの耳」と「ノゾキ」というおっかないポイントはかすかに記憶があるのだが、どこから登ってどこに下ったか、全く映像が浮かばないし、地図を眺めても記憶を復元できない。

 

ボロボロになった新潮社「日本百名山(昭和50年刷)」を棚から取り出した。かつて、目次にある百名山の名前のところに登った年月を半分くらいまでメモしておいたので「谷川岳」のところを確認したら「53/7」とメモしてあった。昭和53年7月に登ったというのだろう。当時は、まだ学生の身分で、車はなかったから、上越線のどこかの駅で降りて登ったろうし、日帰りするような忙しさもなかったし、カネもなかったのでテントを担いでどこかに泊まって縦走したのだろう。

その「日本百名山・昭和50年刷」をめくっていたら古い1枚のモノクロ写真が現れた。

それを見て・・・・・「あっ、ここは谷川連峰の蓬峠付近からみた谷川主峰の山並みではなかったか?」

「そうか、たぶん上越線の土樽駅から連峰北部の蓬峠まで登ってテント泊し、翌日そこから南下して武能岳→茂倉岳→一ノ倉岳→谷川本峰に縦走したんではなかったか」とその写真1枚でコースを推定できた。ただし、それから、どこの尾根から下ったのか、誰と行ったのか、単独行で行って三脚で撮ったのか、思い起こせど、どうしてもつまびらかにならない。

ああ、老いるってこういうことか・・・・サ・ミ・シ・イ

 

自今、せめてこのブログにでも、登った山、コースを書きとどめようと今になって悔い改めようと思った日。

 

 

     

 

撮影ポイントは、蓬峠か、武能岳を下った笹平という地点か。それによって背後の三山が分かる。近いうちにこのポイント同定の山旅に出かけてみようか。それにしても髪がフサフサデで、ずうっと細かったな。ジャージ履いていたのか・・・

 

 

 

 

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