かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

Googl Earthのお世話で、昭和53年の場所にもどる

2020-12-25 09:52:50 | 日記
  • Googl Earthというアプリ。

じつは、使い方がよく分からないのだが、上越線の土樽駅を呼び起こして、山岳地図と見比べながら登山道らしき地形を進み、谷川連峰の蓬峠にコタツに入りながら容易に行きつくことができた。アプリの鳥観図を拡大していくと次第に3D写真となり、広大な笹原と蓬ヒュッテという山小屋のが見えてきた。「ここは蓬峠だ!」。

アプリの鳥瞰図を、さらに拡大していくと空から地上に舞い降りた感覚となり、その場に立っているようにパノラマ風景が見えてくる。方位を蓬峠から南の方向が見渡せる位置に調整してみる。

そしたら、昨日の写真で見たような風景。昭和53年当時のにやけたオイラの背後に見える大きな三山とおおむね重なってきた。

「ここだ!、あの山は蓬峠から南に見える山だ」

地図で確認すると、写真の大き三つの山は、手前が1460Mの武能岳、真ん中の大きな山が1978Mの茂倉岳、奥に見えるのが1974Mの一ノ倉岳だとほぼ同定できる。GooglEarthだとその奥にちらりととんがったピークが見えているがたぶん谷川岳主峰1977Mのオキの耳なのだろうが、写真はアプリの位置よりもっと低い位置から撮ったと思われ、オキの耳は見えていないが、あの写真は蓬峠からみた山々に「まず」まちがいないという結論に達した。

さらに驚くのは、このアプリ今見えている位置の緯度・経度と標高が示されている。画面は、標高が1541Mとあるので、地図を見ると蓬峠は1529Mであり、ほぼそのあたりに間違いないと裏付けができる。

ありがとうGooglEarthさま!昭和53年の場所に立たせてくれて。

さあ楽しくなってきた。STAYHOMEの日々、ヤマケイの百名山マップに蛍光ペンを入れながら、GoogleEarthを起動させ、この50年間の百名山をもう一度登り返して、登山道をたどってみよう。忘れていた登山コースがよみがえるやもしれないし、見えなかった壮大なパノラマ風景が見えてきて、「よしまた行こう!」という力がわいてくるかもしれない。

オイラは、コロナ明けの雪どけのころに、もう蓬峠に向かうことばかり考えている。

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

     

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