先週の土曜日からの不調。まず目がチカチカしてくる。パソコンやスマホ、そしてTVの画面を見るといけない。じっと目を閉じる。血圧を測ってもそれほど高くはない。熱はない。そのうち喉の奥に鈍痛が生じるが、耐えられない痛みでもない。そのうち悪寒が走るが、耐えられない苦痛でもない。食欲がないが少し食べて、鎮痛剤や葛根湯を飲んで半日ほど横になると、次第に回復してくる。熱がないので、今はやりの疫病ではないのが分かるし、この症状は、年に数度同じように起こるのだが、悪化の自覚はないので医師には相談したことがない。
土日はそのようなことから、安静にしたが、酒量はへらないし、運動不足で、また体重増が気になる。
そして、今朝は、これも年に数度起こるのだが、左目の裏がゴロゴロして白目が次第に赤くなってくる、結膜炎かと思い二、三日目薬を差し続けるとそのうち回復する。血圧は高くないし、網膜剥離のような悪化はみられないので、これも眼科医に相談したことはない。
昨年、苦悩したG病は、今年は何ともなかったが、酒量が減らないし運動不足という因子は消えていないので、「休火山」のようにいつまた噴火するのか不安だ。この病気の治療で専門病院に行くことは「イヤだ。」。漱石の最後の小説「明暗」の冒頭のように、専門医にケツアナをまさぐられたくない。
ということで、健康不安と運動不足による体重増のまま2020年の幕は閉じようとしている。
「去年今年貫く棒の如きもの」(虚子)
2021年、何一つ変わらないものかもしれないが、このままだと「老い」だけは早めに進行するし、生活習慣による健康不安はさらに増してくるのだろう。その結果、あれこれ描いている甘美な山岳旅行が台無しになるのかもしれない。
今朝たまたま目にしたYouTubeの「パソコン重い」という画面に教わって、余計なゴミを削除したら、お陰様で、思いのほかパソコンがうんと軽くなった。このブログもサクサクとタッチが進む。
パソコンのプロG株式会社様のYoutube
2021年、わがぜい肉もこのようにそぎ落とされて、身軽になったら、「コロナに打ち勝ったころあいに」楽しい山岳旅行が、まだまだ続けられるだろう。
パソコンだけでなく、ダイエットで体を軽くし、大掃除と断捨離で身持ちを軽くし、サクサクと野山に(あの世ではない)出かけられますように。(幸先参りでの祈願のつもり)
2020のこの1枚 奥大日岳最高点より剱岳(46年ぶりの風景に再会)