台風19号の爪痕が方々に残る中、中止の声も出るかと思いましたが、それはありませんでした。
小さな講中ですが、120年の歴史があります。秩父とは天と地ほども違いますが、このような小さな祭典も、また味があります。
私が総代を仰せつかっています。
預かっている旗としめ縄を準備します。
早朝に世話人と当番者が集まり、境内の掃除です。
このあと、本来は旗揚げをするのですが、旗揚げは自粛しようという声が多く、取りやめとなり、しめ縄だけとなりました。
9時からご祈祷です。
お供え物の準備は私の役割です。
米、水、塩と御神酒、海の幸、山の幸をお供えします。野菜は例年は大根と人参をお供えしていましたが、今年は白菜にしました。
宮司にご祈祷いただきます。小さな神社なので、専任の宮司ではありません。私も氏子になっている神社の宮司に来ていただいています。
このあとは直会ですが、災害直後ということもあり、例年とは違った雰囲気でした。
我が集落は幸いにも人や家屋の被害はありませんでしたが、道路、水路、農地の被害は多数あります。