庭のダイモンジソウが満開になりました。昨年よりはかなり遅れています。
草花に疎い私も、このダイモンジソウは好きな山野草です。
草花に疎い私も、このダイモンジソウは好きな山野草です。

何といっても清楚で健気です。小さい花を、精一杯に咲かせているので、多くの人がいじらしい心持ちになるのではないでしょうか。

かつては、もっと広い範囲に生育していたのですが、大分薄くなってしまいました。
その原因は、この南側にあるコウヤマキが高木になってしまい、思案したあげく思い切って切り詰めたことにあるようです。同様の原因でアズマシャクナゲを駄目にしてしまったのですが、ダイモンジソウは小さいので薄くなったものの絶えはせず、かなり復活してきました。今年は、昨年より密になっている部分があるようです。

そもそもダイモンジソウは日陰がちの湿った岩場に生える多年草なので、環境の変化には弱いことがよく分りました。

その名の通り、小さいながらも花弁が見事に大の字の形をしています。

今は育種が進み、色や形に色々なものがあるようですが、やはり、純白の小さい花を沢山咲かせるダイモンジソウがいいような気がします。離れたところにあるこんな小さな株も悪くない。
